『経方方証縦横』における「桂枝加大黄湯」の「弁証要点」と「仲景方論」についての記述は以下の通りである。但し、注意点として実際の配薬は桂枝加芍薬大黄湯である。
弁証要点
本方の臨床応用における要点として、以下のように記載されている。
- 適応:本方は、太陽病に「裏実」を兼ねている証と考えられる。
- 使用上の注意(禁忌):大黄と芍薬はどちらも胃気を損傷する働きがあるため、脾胃不足の患者には軽々しく投与してはならないと注意喚起されている。
- 用量の調整:中気が比較的虚している患者に対して大黄や芍薬を使用する必要がある場合は、中焦を傷つけないように適宜減量すべきであるとされている。
仲景方論
張仲景の『傷寒論』からの引用として、以下の1つの条文が記載されている。
- 『傷寒論』第279条:「本(もと)太陽病、医反ってこれを下し、因って腹満し時に痛む者は、太陰に属す。桂枝加芍薬湯がこれを主治する。大いに実して痛む者は、桂枝加大黄湯がこれを主治する」。


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