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漢方医学

呼吸苦は腹満から

70代の男性。夜間の呼吸困難を主訴に受診された。その症状は数年前から絶え間なく続いており、すでに西洋医学的な検査は尽くしていたものの、原因不明で有効な手立てがない状態であったという。普段、日中においては全く症状がない。しかし夜になると苦しく...
杖道

地道に、静かに、解きほぐす。肩甲骨から始まる身体操作の再構築

昨日、肩甲骨の動きと小指・薬指の握りを意識した稽古を試みた。結果、どうしても動きが硬くなってしまった。当然のことながら、これまで肩甲骨を主導として動かす習慣がなかったため、身体が戸惑っているのだと思われる。初めから肩甲骨を自在に、スルスルと...
情報管理

【Mac】杖道は浄土? 音声入力の沼でOSSアプリ「Amical」と格闘する

【Mac】杖道は浄土? 音声入力の沼でOSSアプリ「Amical」と格闘する2009年からMacを愛用している。かれこれ15年以上の付き合いになるが、常に頭を悩ませてきたのが「テキスト入力環境の最適解」だ。ただのガジェット好きとして、少しで...
漢方医学

抗アレルギー剤では届かない痒みへ。経方医学から見た当帰飲子の真価

迷いと葛藤:なぜ当帰飲子を敬遠したのか当院には、加齢に伴う肌のカサカサや乾燥、そして執拗な痒みを訴える高齢の患者が多く来院される。明らかな発赤を伴う皮疹はないものの、抗アレルギー剤の処方やレスタミンクリームの塗布だけでは、納得のいく改善が得...
杖道

【杖道】小指が教えてくれた「姿勢」の本質:細部のコツは全体の動きに繋がる

杖道は不思議な武道だ。その奥深さを、私は「小指」の意識によって再認識することとなった。杖道の動作は、一つ一つを分解すれば決して複雑なものではない。しかし、それらをすべて「同時に」行うとなると、途端に難易度が跳ね上がる。多角的な視点がある中で...
杖道

小指の教えとの再会に思うこと

杖道というものは、実に不思議な武道である。そのルーツである神道夢想流杖術には、おそらく想像もつかないほど深遠な術理が秘められているのだろう。昭和に入り、全日本剣道連盟の「杖道」として再編される過程で、少なからぬ技が削ぎ落とされたと聞く。それ...
杖道

小指のや・く・そ・く

今日の杖道の稽古は、実に有意義であった。肩甲骨の可動と小指の使い方が密接に関わっているという理屈を、あらかじめ頭では理解していたつもりだった。しかし、その知識が確かな実感として「腑に落ちた」のは、S先生のご指導を受けていた時のことである。打...
雑記

「卵」はなぜ割れないのか? 胸郭のパラドックス

杖は「引く」ものでも「突く」ものでもない —— 背中の張力(テンション)と重力の等式前回の考察を経て、私の稽古は「いかに背中を杖に伝えるか」という一点に集約されつつある。道場で独り、木床を踏みしめながら、画面越しの西岡先生の背中を追う日々が...
筋トレ

【杖道】「本手」と肩甲骨と小指

私が西岡常夫という武道家の存在を知った時、先生はすでに鬼籍に入られた後であった。直接その道場の門を叩くことも、手取り足取りの指導を受けることも、もはや永遠に叶わない。私に残されたのは、インターネットやDVDに刻まれた数々の映像資料だけである...
杖道

着杖の後退動作への執着

着杖の後退動作を見直す。手順はこうだ。相手が八相の構えから正面へ構え直し、切り込んでくる。こちらは杖を立てたまま動かず、相手の気を受け止める。相手の剣が最高点に達し、振り下ろしの加速が始まった瞬間、左足を左斜め後方へ始動させる。動作が完了し...