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雑記

FRから4WDへの改造費用

(詳細はぼかします。実際の数値も変えてます。)車の話である。最近、大きな車の会社同士が合併することが報道され、最終的には破談になったという。詳細は知らないからそれらの経緯や良し悪しの判断はできない。但しその片方の会社の車は私も乗っていた事が...
雑記

昇陥湯の気分証

昇陥湯解説では気分の虚について記述がある。別に「気分」とは「フィーリング」などという意味ではなく、温病で使用される病状を表す用語である。それにしても胸中の大気はたいしたものだ。以下の働きをする。・全身を支持する・諸気の網領・肺を包み込んで支...
雑記

昇陥湯と痿症〜張錫純の治験より

やはり、昇陥湯は痿症に対して適応があった(医学衷中参西録を読む 単行本 神戸中医学研究会 訳編(2001)医歯薬出版株式会社p170)。一度以上読んだはずだったかがすっかり忘れている。症例は30歳代女性となっている。張錫純曰く、下半身がやは...
雑記

そもそもの黄耆建中湯の原方

、以前お伝えした、処方が無効であった小児の症例について、黄耆建中湯を見直した。そもそも黄耆建中湯はそもそも金匱要略の血痺虚労病である。血痹虚労病脈証并治第六(14)虚労裏急,諸不足,黄耆建中湯主之。(於小建中湯内加黄耆一両半,余依上法。気短...
雑記

そもそも動悸に効く昇陥湯

張錫純の医学衷中参西録の昇陥湯解説を読み直して、愕然とした(医学衷中参西録を読む 神戸中医学研究会 訳編  医歯薬出版株式会社p153)。忘れている。確かに呼吸苦、倦怠感は症状は十八番。さらに脈は沈遅微弱。あ、遅脈については忘れていた。そし...
漢方医学

昇陥湯、補中益気湯の適応

倦怠感がある方に処方する場合、代表処方として補中益気湯(エキス剤)、そして同じような系統で昇陥湯(しょうかんとう)がある。倦怠感症状に着目すると、補中益気湯は中気下陥(胃脾の気が虚することで起こる倦怠感)、昇陥湯は大気下陥(肺が虚して下がる...
バレットジャーナル

杖道と腰の捻り

捻りといっても型の中にそっと潜んでいる、体変換である。杖道の型の中に打ち込みが3つある。1つは引落(ひきおとし)、1つは逆手打(ぎゃくてうち)、そしてもう一つは突外打(つきはずしうち)である。共通しているのは太刀が打ち込んできて止まっている...
漢方医学

倦怠感の子供

(内容を少しぼかして書きます)黄耆建中湯は無効、脈証は従来の適応に合致せずも昇陥湯加杜仲で症状改善。但し7日間で処方し、受診日は父親が、その後本人が発熱したため、さらに受診日を一週間程度延期した。既に私の処方薬は底をついていた。しかしその間...
情報管理

心下における痰飲の病態とその鑑別 ~心下有支飲と水停心下~

小半夏湯・沢瀉湯・小半夏茯苓湯の適応を徹底解説。心下に溜まる痰飲の症状別に、適切な処方を選ぶための診断ポイントを紹介。
漢方医学

漢方の「証」にこだわるべきか?──エキス剤処方の限界と矛盾

「証は?」と問われた経験から学ぶ、四診の本質と漢方エキス剤の限界。病名漢方は本当にダメなのか?