体重増加の経緯
前職で比較的大き目のストレスを受けで6Kg程度体重増加してしまった。そして天国のような今の職場に来て、なんちゃってダイエットを始めたらよけいに増量してしまった。ストレス受けてもも天国でも体重増加なんて、まったく都合が良い。理由をつけて食べ過ぎていたのかな。まあそれもこれも過去のこと。
どう痩せたか簡単に語れない
これまで、痩せていく自分に困った質問があった。どうやったら痩せるのか?と。この問いにうまく答えられないのだ。その方たちの聞きたいことは恐らくダイエットの手段のことを指すのだろう。単に手段であればその根幹は筋トレとファスティングである。運動とマイナスカロリーなんて常識過ぎる。でもダイエットでやったことは運動と食事制限である。
その手段だけ見たらこれまでやってきて、リバウンドしてしまった方法の焼き直しみたいなものだ。だからここだけを真似しても残念ながら思ったような結果は得られないだろう。そう思うからこそ、ルー・タイス氏、苫米地英人氏の著書から得た知識についてをどうしても話すことになる。ダイエット内容の決定や指針のベースはルータイスの著書を原本としたセルフコーチングを採用している。アファメーションを保ち向上するためセルフトークする。そうして設定したコンフォートゾーンへ向かうのだ。そうするとスコトーマがはずれ…などと答えようとすると10分以上はかかる。すると相手は飽きていき目を逸らしていく。
用語の説明だけでも大変だ。さらに都合が悪いことに、自分のコンフォートゾーンを簡単に他人に話せない。実はダイエットを含めてその内容をそのまま他人に伝えることは避けたいのだ。なぜか。それは、そんなの無理だ、体に悪い等と意見されること請け合い。わざわざ口にしてドリームキラーを作りたくないからだ。ドリームキラーとは、自分の目標の邪魔をする人のことをいう。ダイエットでいうと、そんなの無理、体に悪い、どうせリバウンドする、少しぽっちゃりの方が健康に良いってよ、ということを語る人たちのことを言う。それは近しい人、自分のためを思って本気で心配してくれる人も含まれる。
中途半端な説明は反って害
とはいうものの、患者さんにも是非オススメしたい。だからその内容を簡潔に伝えられるように整理したい。単にダイエットだけではなく多岐にわたる自己実現の方法として紹介したい。そこで、看護師の皆さんにお願いして、どうやってダイエットが達成できたかをプレゼンして、色々とご指摘頂く機会を得たいと考えるようになった。
しかし看護師さんほどインテリジェントが高い方に懸命に口頭で説明したらかえって誤解されてしまった。要は催眠術のダイエットでしょ、と言われてしまったこともあった。そんなダイエットあるんかな。
もはやダイエットかどうか区別つかない
ダイエット法の説明について、誤解の上塗りのようなことも私の習慣に起きている。例を挙げると食事する前に食材に対して思い描く。一通り思い描いたら頂きますを言う。さらに食べるときその食材が食卓にあがるまでの過程を思い描く。なんてことをしている。咀嚼の回数なんて数えていない。だが実際には平均より少し多めであろう。おかげで食べるスピードはスローになった。これってダイエットに関係しているのだろうか。この方法も紹介すべきなのだろうか。ただ単に食材への感謝の気持ちを表す方法を苫米地英人氏の著作で知ったので採用しているだけだ。
そんなこんなで今日私が実践していることはこれはダイエットのためだといえるもの。半分くらい関係ある事柄。ちょっとしか関係しないものがある。だからダイエット法を聞かれたときどこまで話せば良いかさらに分からなくなってしまったのだ。つまり得ようとした答えが、ダイエットではなかったということが分かってしまったのだ。即ちダイエットはあくまでももっと大きなゴールの一過程の、小さな一部なのだ。本来は痩身だけが私の全身全霊の終着点ではない。目を覚まして欲しい。実はこれって誰でもそうではないか。
現時点で採用しているダイエット法ダイジェスト
以前もお話した内容とほぼ同じであるが、再掲したい。
- 意識
1)コンフォートゾーンの体重を70Kgとした。
2)エフィカシーを高め維持するためアファメーションを工夫。主にセルフトークを繰り返した。ワード、ピクチャ、エモーションをちゃんとつけた。
3)1)2)の結果得ていく情報をどんどんダイエットや生活に取り入れていった。以下の1.2.の採用も実はこの結果である。但し絶対的な推奨を設定した。「心からしたいこと」をすること。しなくてはならないと義務や強制的に感じていることは徹底的に避ける。これがダイエットの方法を採用するときの大前提とした。 - 食事
1)オートファジーを意識して16時間ダイエットを行う。
2)一日1食(から2食。付き合いがあるときに限る)。
3)筋トレ時は前後にプロテインを約40g/回入れる。
4)食事量は満腹の半量でやめる。
5)日中空腹時はナッツをいくら食べてもいいと設定。容器はお猪口。
6)水を2L/日程度以上摂る - 運動
1)筋トレはエキセントリックトレーニングをマシンで週に2回。
2)エアロバイクでHIITを週に二回
0.の意識に関わる項目はともかくそれ以降の部分は特に目新しいことはない。もしかしたら他の方もすでに実践されているかもしれない。
私はこれで標準体重まで到達した。体は軽く頭もすっきり。お通じが良すぎる。
「運動・筋トレ・ファスティングしてもリバウンドで痩せることができないおデブちゃん」と「ダイエット・努力とは無縁のスレンダーちゃん」: 何をやっても痩せなかった私が、努力ゼロ、リバウンドゼロで痩せた、心理学的・認知科学的ダイエット法 ~これ以上、時間・お金・エネルギーを無駄にしないために(タク著)と苫米地英人氏のセルフコーチングの本を読み、私なりに自分の新たなホメオスターシスを設定することに成功した。自分は本来標準体重である。たまたま何かの間違えであるいは病気で体重が増えてしまった。それは本来の自分ではない。だから元に戻るだけだ、と。コンフォートゾーンのことですな。
ダイエットは終わらない
とはいうものの現段階でダイエット終了とは言えない。コンフォートゾーンへ向かう道中である。体脂肪率を下げて筋肉量を上げていく。
以前は標準体重になったらどうしよう。俺かっこよくなるのかな。すらっとしてさ。そんな妄想が渦巻いていた。コンフォーロゾーンの設定もそんな感じだ。しかしBMI22.5へ減量したあたりから、どうもそんなことはなさそうであるという現実が近づいてきている現実を目の当たりにした。
椅子に腰掛けてふとお腹を眺めると相変わらずぽっこりしているのが見える。それは浅く腰掛るほど服の上からでも見える。お腹の脂肪。やっかいなやつめ。体脂肪率は恥ずかしながら22から25%を少し切った程度。内臓脂肪量もやや多めのカテゴリだ。まだまだだ。標準体重BMI22はコンフォートゾーンではなかったのだ。やはり通過点に過ぎなかった。ちなみに骨格筋率は逆に上昇した。量は計算上ほぼ不変と判断した。
それにしても脂肪をやっつけるにはどうすればいいのか。腹筋の筋トレ?いや、それではカロリー消費が少なすぎる。やはり食事制限が基本だ。でも、今日という日まで、これでよしという方針は立てられなかった。よって、答えを探しながらさらに4Kg 程度、区切りのいいところまで現在の方法を継続することとする。筋トレを続けながら食事療法。実はそもそも設定していたコンフォートゾーンが体重70Kgだし。
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