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ダイエットとオートファジーを結び付けると絶望が待っていた

筋トレ

命を削ってでも痩身しなくてはならない、あるいは一定の体型を作らなくてはならない方たちがいる。

それは格闘技、ボディビルダーの選手やモデルなど一部の方たち。

私は少なくともそれらには当てはまらない。

私のような者が行うダイエット。それは即ち、ダイエットが健康法の一部としてなりたち、かつ普段からできるか。

長期間継続できること。そしてそれが長寿へ、健康寿命延長へと結びつくことであるべきだ。

あと、太っているヒトは痩せている人はあるべき体型に戻ることである。

つまり太ってる人にとって痩せるのは目的ではなくて結果として通過点として得るのが理想である。逆に痩せている人は体重増加ということになるであろう。

では、上記を達成するにはどうすればいいのか。

現時点で知る寿命延長の基本姿勢は以下の通り。

1 mTORを抑制する(オートファジーを活性化)すること(1)。

2  ルビコン(オートファジーを抑制する)を抑制すること(逆にした方が長寿に結びつく器官は除く)(2)。

では、mTORを抑制するにはどうすればいいか。

ここで逆にmTORを活性化する条件を考える。その逆に進めば良い。

mTORを活性化する栄養素はタンパク質、糖質である(3)。ならば脂肪はどうか。高脂肪食はルビコンを活性化してオートファジーを抑制する(4)。つまりPFC全部ダメと言うことになる。

ちなみにmTORを活性化する運動はエキセントリックトレーニング(5)。簡単にいうとダンベルを持ち上げる運動ではれば、降ろすときに負荷をかけるような運動ということになる。これはまさにだめだということになる。

一方、オートファジーを活性化させる食事療法は、カロリー制限食(6)プチ断食(7)、糖質制限食、断食(8)である(脂肪制限食は否定的)。しかし、カロリー制限、糖質制限でさえ、当然PFCのいずれも多かれ少なかれ入っている。

ここまで来て気付いたのは、mTORを抑制してオートファジーを活性化するには食事は水分のみ、運動はエキセントリックトレーニング以外に限るということだ。

笑ける。

完璧に都合の良いダイエットの組み合わせなんてそもそもないんだ。どこかを立てればどこかが崩れる。

そんな中、研究結果は仮に正しいとして、どこかで妥協してある程度折り合いをつけて前に進むしかないのだ。

索引

(1)LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 吉森保著 Kindle版p253

(2)LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 吉森保著 Kindle版241

(3)医者が教える健康断食ジェイソン・ファン、ジミー・ムーア著p257

(4)LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 吉森保著 Kindle版p242

(5)筋トレ革命 エキセントリックトレーニングの教科書 野坂和則、 坂詰真二著  p37

(6)LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 吉森保著 Kindle版p253

(7)LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 吉森保著 Kindle版p290

(8)SWITCH寿 ()Kindlep76

 

 

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