
雨の日のサウナ、そして外気浴。東北・岩手県盛岡市も梅雨に入ったという。
雨の日の外気浴には少しこだわりがある。というのも、そのまま外気浴をしてしまうと当然、雨が当たるからだ。雨が当たって不快な部分とそうでない部分があるが、とりわけ顔に雨が当たるのは不快に感じるものである。
よって、雨の日の外気浴では帽子(サウナハット)をかぶる。愛用しているのは「GUSS」のサウナハットだ。二層の生地で断熱効果がありながら乾きが良く、洗濯機・乾燥機で丸洗いしても型崩れしないタフな仕様。雨で濡れることを前提とした外気浴には、これ以上ないほど最適なアイテムである。
定期的にサウナに入りたい私としては、今日を逃すとしばらく入れないと思い、今日も雨の中、外気浴の時間を確保しながらサウナに入った。
周りを見ていると、他のお客さんは外気浴を避けるか、外に出てみたもののすぐに屋内へ戻っていくようだ。私のように雨の中で外気浴をするというのは物好きかもしれないが、少なくとも私が入浴している間、他に外気浴をしている人は誰もいなかった。
そう、雨の日の外気浴には「外気浴スペースを独占できる」「必ず空いている」という大きなメリットがあるのだ。
外気温は16度。やや肌寒いが、もうちょっと寒くてもいいと感じる絶妙な温度と、雨の日特有の湿っぽさが体を包む。そこに響くのは、自分やサウナハットに当たる雨音、そして周囲の木々や、ひょっとするとリスに当たっているかもしれない自然の雨音だ。
晴れていて雨音がないときは、徐々にスーッと整っていく感覚があるが、この雨音に包まれた外気浴では非常に早い段階で「整い」が訪れる。雨音が心を落ち着かせるホワイトノイズになっているのかもしれない。
もちろん、これはあくまで私の個人的な体感であり、皆に当てはまるかはわからない。しかし、誰もいない空間で雨音を聴きながら最速の整いを迎えるこの時間は、格別である。
こんな日のサウナも、やはり好きだ。


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