師匠曰く、傷寒論、金匱要略を理解するにはその条文そのものを理解するためには全体を理解する必要がある。だから全体をいつも読み込んでおくべき。
輔行訣は一つ一つの条文を経方医学、経方薬論、傷寒論金匱要略他を見ながら解釈していこうとしている。私はこれまで経方医学、脈論、傷寒金匱は全文幾度も読んでいる。でも輔行訣はまだまだ。だって挫折していたんだもん。つまり最初の一歩目をブログの記事にしているわけだ。もう初々しいったらありゃしない。
それはさておき、全文つまり60処方を読み終えたとき、各条文を振り返ると違った見方が出来る可能性がある。だから、各条文の解説は、私が生きている限り後日バージョンアップすることになるだろう。
そういうわけで、輔行訣の経方解釈実況中継をゆっくりと、始めます。
底本は輔行訣五蔵要薬法要伝承集(学苑出版 張大昌ほか主編)、輔行訣五蔵要薬法要研究(学苑出版 衣之鏢ほか主編)とします。
コメント