何度も「やっては挫折して」を繰り返してきたタスクシュート。しかし、今回は少し違う手応えを感じている。
今年の2月頃から始めたジャーナル(日記の延長のようなもの)の内容が徐々に充実し、それに伴ってダイエットも順調に進み、Zettelkastenファイルも増えてきた。ようやく情報収集やアイデア構築が軌道に乗り始めた実感がある。
そんな中、先日タスクシュートのYouTube動画を見る機会があった。「また何かやってみようかな」と思い立ち、Webベースの最新版「TaskChute Cloud 2(TaskChute Cloud 2 / TCC2)」を開いて、色々と触り始めたのが今回のきっかけである。
基本的な使い方の模索と、これまでの課題
前回触った時は、やはり使い方がよく分からずに挫折してしまった。そのため、今回はせめて基本的な使い方くらいはしっかりと勉強しようと考え、YouTubeやブログの記事を参考にしている。
今回はなぜか色々と設定や操作の戸惑いが重なったが、趣味の延長として試行錯誤するうちに、このメソッドの奥深さが分かってきた。現状は無料コースなのでやれることはそれほど多くないが、「これなら課金(有料プランへの移行)してもいいかもしれない」と思えるようになってきている。
ジャーナルとタスクシュートの「重複」という罠、そして棲み分け
そこでふと気づいた。「このタスクシュートの記録を、普段のジャーナルに加えてもいいのではないか」ということだ。
簡単な単純作業から複雑なタスクまで、日々の行動の幅は広い。それらを現状、タスクシュートに記録しながらログ(行動履歴)として残している。しかし、ここで問題が発生する。「ジャーナルに書く内容」と「タスクシュートに記録する内容」が重複し、記録への負担が増えてしまうのだ。
継続のコツは、とにかく負担を減らすことにある。
そこで、この2つを無理に1つにまとめようとするのではなく、「AIをハブにして連携させる」という新しいアプローチを試みることにした。
【実践】TCC2のデータをGeminiで吸い上げる
現在、私はTCC2の使い方のすべてをマスターしているわけではない。しばらくは現行のままジャーナルを作りながら、タスクシュートにも記録を残していく。
そして、蓄積されたタスクシュートの内容を、画面の「Geminiに相談」ボタンから吸い上げ、ジャーナルへと統合していく作戦だ。
具体的には、以下のようなプロンプトをGeminiに投入し、本日の実行ログを瞬時にテキスト化する。
【使用しているプロンプト】(後日変更の可能性大いにあり)
現在開いているTaskChute Cloud 2の画面から、本日のタスク実行ログを抽出してください。
【抽出・出力条件】
- 完了しているタスク(チェックが入っているもの)の実績ログのみを抽出してください。
- 以下のフォーマットでテキスト出力してください。
[開始時間 ➔ 終了時間] (所要時間) タスク名 [プロジェクト名 / モード名]
余計な挨拶や解説は不要です。上記フォーマットのテキスト出力のみをお願いします。
このプロンプトを使うことで、ブレインダンプされた1日のタイムラインがスマートに生成される。
タイムラインを「客観的ファクト」と「内省のトリガー」にする
このようにしてGeminiに抽出してもらった行動ログは、最終的に既存のジャーナルの中で2つの役割を果たすことになる。
- 客観的なファクト(事実)の蓄積: 「何にどれだけ時間を使ったか」を正確に記録する。
- 内省のトリガー(振り返り): ログを見ながら、「なぜここで時間がかかったのか」「知的生産が進んだ要因は何か」を深く掘り下げる。
元々タスクシュートには、「どのような作業にどの程度の時間がかかるのか」を客観的に測るという、日記(ライフログ)的な側面が内包されている。これはまさにジャーナルと重なる部分だ。
最後に:目指すは「自己進化型」のフィードバックループ
始まったばかりのこの試みが、今後どのようなジャーナルの蓄積に繋がっていくのかは、まだ未知数である。
しかし、タスクシュートを含めたジャーナル全体から日々の行動を「評価」し、そこから具体的な「展望」や「方向性」を探索していく。そして、その探索結果を再び日々のタスクへと「フィードバック」していく―。
ツールに振り回されることなく、この美しい循環を持った「自分だけの知的生産エコシステム」を、実験を楽しみながら育てていきたい。


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