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藿香正気散

漢方医学

経方医学における「似痰非痰」と「宿食」の整理

湿熱症の三焦弁証の一部において、似痰非痰の生成や、それにより引き起こされる症状は、特に藿香正気散証に見る病期の進行に関連しているのではないか。さらに正気散加減などの鑑別には、宿食の有無の診断が不可欠である。ここでは経方医学における似痰非痰と...
漢方医学

上焦から中焦へ:藿香正気散から読み解く加減正気散の治療戦略

温病学の三焦弁証における藿香正気散の適応は、主に「上焦」の病変である「湿邪困表(外感した湿邪が肌表を困阻した状態)」である。藿香正気散の病機と治法【病機】外感した湿邪が肌表を困阻することで肺気の宣発が失調し、衛陽が鬱滞して衛外の機能が失われ...
雑記

浅田宗伯と師の藿香正気散加減加減の妙

漢方家として臨床に立つ我々は、日々先人が遺してくれた方剤に助けられている。例えば、冷房の多用と冷たい飲食物の摂取が常態化した現代日本の夏。そこで見られる体調不良の多くは、単なる熱中症(陽暑)ではなく、体内に「寒」と「湿」を招き入れることで生...
漢方医学

【健忘録】エキス剤では扱いにくい「藿香」を再考する

うだるような暑さが一息つき、東北では最近涼しくなってきた。これからまた暑くなってくるだろうからその準備のようなものだ。そこでエキス剤ではなかなか処方できない藿香について見直しておく。 日本の夏における「夏バテ」や「暑さによる体調不良」は、単...