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mTORからみた筋トレとジョギング

筋トレ

 筋トレとジョギングは練習時間を離すべきというアドバイスは、ネットを引けばすぐに出てくる。その理由はそれをすると結局筋肉が増えにくいことに帰結する。

しかし、そもそもなぜだろうか。

そもそも私達の日常はmTORが常に亢進した状態である。

運動しようがしまいが亢進している。

食べている限り、カロリー制限しても亢進している。

運動は筋トレ、特にコンセントリックトレーニングよりエキセントリックトレーニングの方がmTORが亢進する(筋トレ革命 エキセントリックトレーニングの教科書 野坂和則、 坂詰真二  形式: Kindle版p35)

ところが、ジョギングはmTOR活性を阻害する。AMPKが活性化するのがその理由であるという(ジョギングして健康寿命を延ばそう: ジョギングは万能薬 【ジョギングと健康】 赤田 安繁 (著) Kindle p753)(化学と生物、2013年、51巻、p294~301)。

AMPKとはAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)のことである。ミトコンドリアのATP活性が抑制され、インスリン感受性が高まる。するとmTORは抑制方向へ向かう。

ただしmTOR亢進、抑制の観点からは、どっちにしたら良いのか中途半端であることが原因ではないか。食事で言えば、ファスティングしていて、少し食べちゃうみたいな感じ。

なんだかいかにもダメなんだよな。

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