毎日午前7時にブログ更新

オートファジー発現まで「16」時間の根拠

ダイエット

 私は複数のメソッドでダイエットを成功させた。

 その中で他人に紹介、例示すると、非常に多くの方に影響されやすい方法がある。

 それは「16時間断食」で発動する「オートファジー」である。

 私がこれで痩せたのだと思い込む方に、違うぞそれだけではないぞと説明するのが大変なほどである。

 そこでちょっとだけ掘り下げようと思ってそもそもの部分を探した。

 とはいうものの、私は専門外でその手のものにはとんと疎い。

 だから、Amazonのアンリミテッドで読める単行本を中心に読みふけってみた。

 何と、オートファジーはいつも働いているのだ基底レベルのオートファジーと名付けられている(細胞が自分を食べる オートファジーの謎 水島 昇著 PHP研究所 p.127)。ちゃんと働くレベルとしては、4時間で活性化する説もある (LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義 . 吉森 保 Kindle 版. p.289)。

 私が16時間断食の方法や効果の根拠は青木 厚氏のご著書で「空腹」こそ最強のクスリ(アスコム出版)(Kindle 版)である。この16時間(以上と表現されている)の決め方については、この本のNo.478-482を見ると経緯が書かれている。その内容とは、著者が断食に関する論文を読破し、さらに患者さんの治療にあった。治療効果を自分自身でも確かめながら観察してたどり着いた値であるという。

 ここで青木厚氏の「16時間」2つ可能性がある。
 1つは16時間が有効である断食論文を読んだ。引用論文は多岐に渡るためご著書には挙げていない。
 もう1つは、論文を元に自験例と自分自身の臨床経過よりこの当たりであると類推した。

 まあどちらでもいい。私もゆっくりだけど論文を探すことにする。

 それにしても、論文や学問の、地に足が付いた実践者は熱いものだ。

 私が大きく影響を受けた、私のダイエットの先生であるタク氏もそうだった。認知科学という学問からダイエット法を抜き出し実践して成功を収めた。少なくとも認知科学のダイエットへの応用は、例として使えるかもとしてはいるものの、それまで丁寧に順序立てられたメニューなどなかった。実践したのだ。

 青木厚氏も、私ごときが評価するのは僭越ではあるが、同様な実践者である。お名前の如く、熱い方だ。
 ご自身も舌がんで闘病した末に行き着いた16時間断食。私もいつか、「16時間」を探り当てた経緯を詳しく伺ってみたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました