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「メモを溜めるだけ」から卒業する。ZettelkastenにおけるStructureの正しい育て方

Zettelkasten

Zettelkastenの永久保存メモが、最近飛躍的に増えている。

それ自体は喜ばしいことだ。しかし、いまの私のメモは、ただデータがバラバラに散らばっている状態にすぎない。

もちろん、Google Drive上で関連ファイルをまとめれば整理は可能だ。だが、それだけでは私の思考の独自性やユニークさは削がれてしまう。

Zettelkastenにおけるメモには「文献メモ(情報を自分の言葉でまとめたもの)」と、それを独自解釈した「永久保存メモ」がある。そして、それらを束ねる役割を果たすのが「Structureノート」だ。

ズンク・アーレンは著書『TAKE NOTES!』の中で、Structureノートはあくまでボトムアップで生成されるべきだと説いている。かつての私は、その教えを疎かにし、適当ながらも必死に作ったStructureに、既存のメモを無理やりリンクさせたことがある。その結果、改めて見返してみれば新しい発想など一つもなく、月並みな教科書レベルの内容に成り果てて破綻していた。

トップダウンで無理やりStructureを被せる手法は、やはりZettelkastenの思想にそぐわないのだ。

では、どうすべきか。

まずは永久保存メモを見渡し、関連性や対になる内容を見つけ出してリンクを張る。文献メモを読み返し、新たな永久保存メモを抽出することも欠かせない。さらに、既存の2つ以上のメモを結びつけるような新知見があれば、それを調べ、書き加える。

そうやって「自然な塊」になるのを待つのだ。やがてStructureノートが浮かび上がったとき、それらを一気に結び付ける。これが本来の作法である。

私はこれまで「永久保存メモを量産すること」だけを目標にしていた。達成すれば生産性は上がるはずだと考えていたが、結果としてブログの更新頻度は停滞したままだった。必要なのは、単なる量産ではない。アイディア同士が自然と融合し、塊となり、Structureノートが浮かび上がるまでの「手順」だったのだ。

この「待つ」という行為は、自分の創造性が発揮されやすい時間帯に行うのが肝要だ。私の場合、午前中の通勤時間がその黄金律となっている。

今日から、まずは既存のメモを開き、繋がりを眺める。そして、その繋がりを作るためのミッシングリンク(欠けた繋がり)を読み取ろう。

あわてて結論を急ぐ必要はない。永久保存メモが自然と「塊」になるのを待つ。そうすれば、このようにして、単なるバラバラな情報から、独自のプロダクトへと結びついていくはずだ。

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