今回のダイエットスタートの日は2026年2月18日、朝の体重は79.3kgだった。そして今朝の体重は78.2kg。現在、全く無理なく進行中だ。これを機会に振り返る。
かつて、私は認知科学をベースにしたメソッドで15Kgの減量に成功し、標準体重を達成した。その時の記録は「成功ダイエットへ(Ver. 1.02)」としてまとめ、設定体重というコンフォートゾーンの移行がいかに重要かを説いた。
しかし、その後私はリバウンドを経験した。
検索したり本屋で探せば分かるが、実はダイエット「終了後」について詳細に書いている文献は本当に少ない。だから私は手探りで維持しようとするうちに、結果的に元のホメオスターシスに引き戻されてしまったのだ。正解がない中で、私は再び自分自身を実験台にして、新たな方針を立てる必要があった。
そこから再びダイエットをスタートし、日々の記録(ジャーナル)を本格的に書き始め、AIと連携させるシステムを構築してから約1ヶ月が経過した。
当初、私はこの取り組みを「レコーディングダイエットのウルトラ拡張版」だと捉えていた。しかし、1ヶ月実践してみて、その認識が少し違っていたことに気づいた。
ダイエットは、もはや主役ではない
AIジャーナルは、生活、いや**人生そのものを見直す作業**であり、ダイエットはその中の「ごく一部」に過ぎなくなっていたのだ。
メモ書きのように「一旦忘れる」ためのジャーナル
従来のレコーディングダイエットは「何キロだったか」「何を食べたか」という物理的な記録に終始する。しかし、私が実践しているAIジャーナルでは、食事や体重だけでなく、その時の「感情」「睡眠の質」「身体の痛み」、さらには日々の仕事や生活における思考のプロセスまで、すべてをありのままに記録する。
端末の録音機能を使って思いつくままに話し、それをGeminiに文字起こしさせてジャーナルに放り込む。
ここで重要なのは、ジャーナルには**「ダイエットのことを一旦忘れることができる」**という最大のメリットがあることだ。
体重への執着や、何を食べようかという迷いをすべてジャーナルという「外部脳」に吐き出してしまう。それはまるで、覚えておかなければならないタスクをメモ書きして、頭の中からスッキリと手放す感覚に非常に似ている。
すべてを書き出して脳のメモリを解放するからこそ、普段は**自分がダイエットをしていることすら忘れて**、人生の他の重要なことに没頭できる。そして面白いことに、普段は完全に手放しているからこそ、ジャーナルに向き合う瞬間だけは、極めて冷静かつフラットに「ダイエット」というプロジェクトに集中(フォーカス)することができるのだ。
人生の最適化がもたらす「必然の副産物」
私は以前から苫米地式の認知科学療法を学んできたが、AIジャーナルはこれを生活全般に拡張してくれる最強のツールだ。
日々の悩み、衝動、イライラをAIに投げ、フラットな視点で分析されることで「心の平安」を得る。心が安定し、仕事や生活全体のリズムが整えば、ストレスによる無駄な過食は自然と消滅する。「痩せるために我慢する」という意識はそこにない。
人生全体を俯瞰し、自分を最適化していく過程の**「ほんの小さな副産物」**として、勝手に体重が落ちていくのだ。
AIホストによる「1ヶ月のレビュー」というご褒美
さらに面白い発見があった。
NotebookLMにこの1ヶ月のジャーナルを読み込ませ、音声概要(Audio Overview)機能を使ってみたところ、2人のAIホストがラジオ番組の掛け合いのようなナレーションで、私のこの1ヶ月の軌跡をレビューしてくれたのだ。
自分の悩みや実践、そして成長の過程を「他者の声」として客観的に聴く体験は、非常に面白く、深い納得感があった。ただダイエットの記録をつけるだけでは絶対に味わえない、人生の記録としての大きなモチベーションになっている。
まとめ
「レコーディングダイエットのウルトラ拡張版」という表現は、機能面を見ればその通りかもしれない。しかし本質は、もっと広大だった。人生全体を見直すことで、結果的にダイエットの呪縛から解放され、理想の自分へと近づいていく。
前倒しだけど、今日から一か月後、マイナス1Kg減量したらまた、偉そうに講釈を垂らすことにする。


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