思うところがあってジェイソン・ファン氏の著作3部作を入手。手始めに『トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ (ジェイソン・ファン著)』精読中である。ただ今後半部分当たりをきている。
そして読書中チョコを食べていた。
言っておく。リバウンドと違う。
『医師が教える最強の間食術鈴木 幹啓著』に基づく。
近場で購入したカカオ90%を試した。普通に美味しいチョコレートだった。カカオ99%ではチョコの片鱗があった。
そんなところにカカオ100%が着た。
既にチョコではない別の味だ。
ところでこれまで、一ヶ月前からジェイソン・ファン著「健康断食」に基づき断食をしてきた。
一日一食のトライアル、あるいは36時間断食トライアルしてきた。
しかしそこには大きな問題があった。
強い空腹感に何度も苛まれたのだった。
私の素人レベルの認知科学的な技法では抑え難かった。
勿論なんとか耐えた。
しかしこれを一生やるかというと思うとできない。
やはり一生できない方法は採用できない。
このままだとジェイソン・ファン氏の断食法では厳しい。
そもそもインシュリン抵抗性を抑えるのが目的である。
よって糖質は言うまでもなく、タンパク質も制限する必要があるのだ。
当該の断食法では、水分を多く取ることを義務づける。それ以外コーヒー、紅茶、ボーンブロス(ガラスープ)は飲んでよい。
しかしそもそもコーヒーは100ml中0.9g糖質が含まれたりする。
紅茶は0.3gだ。
ボーンブロスも種類が多くて調べてないけど僅かではあるがほんの糖質を含むだろう。
そこでちょっと心強い論文を同じジェイソン・ファン著中に見つけた。
カカオマスがインシュリン抵抗性を抑制するという1)。
一日摂取量100g(フラバノール88%)を2週間で対照群と有意差が出たという。
まあ実際はそんなに食べれないけど。
ということはカカオマス100%ならば糖質が多少入っていても良いではないか。
本製品↑は炭水化物は100g中31gという。
5g中1.55gということになる。
多く見積もってその半分が糖質(残りは繊維)だとすると大凡0.8g/回。
ひとかけら当たりコーヒー一杯分ということになる。
そもそも断食とはインシュリン抵抗性を抑える目的である。
なら方向性は合っている。
そこで、一日5回(約5g/回)カカオマスを毎食前食間に食べよう2)。
1)Grassi D, Necozione S, Lippi C, Croce G, Valeri L, Pasqualetti P, Desideri G, Blumberg JB, Ferri C. Cocoa reduces blood pressure and insulin resistance and improves endothelium-dependent vasodilation in hypertensives. Hypertension. 2005 Aug; 46(2):398–405.
2)医師が教える最強の間食術(鈴木幹啓著)
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