疑問に思ったことを全てプロジェクト化したため、ZettelKastenの永久保存版メモが爆増してきた話。
まるで自己増殖するように増えたプロジェクトの例を含め詳細は以下の通り。
ああ、これ調べたいな。まとめたいな。
5分でできないならプロジェクトへ。但し大きい内容で細かくできるものはなるべく小粒にした。この方針が奏効した。
プロジェクトを解決していくうちに新たな疑問が湧く。さらに新規プロジェクトが立つ。プロジェクトを解決していく度に永久保存版メモができる。さらにプロジェクトへ戻る。
これが正しいのか分からない。
我田引水で申し訳ない。でも実際体験していることを下記に記す。
手前味噌で失礼。でも脚色を付けて記録したくないのでそのまま具体的な話として紹介する。
出来事として抑肝散加芍薬黄連エキスで寝れた。驚く程効いた。そこで、以下の通りプロジェクトを立てた。
「抑肝散加芍薬黄連エキスで何故熟睡したか」をプロジェクト化。
経方医学他で睡眠関連部分を抜き出してまとめて行く。出てきた疑問も5分以内には解決できずプロジェクト化していった。
「そもそも経方医学で不眠とは何故起こるのか」をプロジェクト化。
「不眠の原因の衛気失調の原因の胸気不利の種類は」をテーマにプロジェクト化。
「不眠の原因の心神不寧はどのような機序で起こるのか」をプロジェクト化。
「経方医学で頻出する不眠の胆気不足とは」をプロジェクト化。
「胆気不足で不眠以外の症状は何か。それが起こる機序は」ちょっと脱線したけど プロジェクト化。
「胆気不足治療代表的治療の酸棗仁湯のそもそもの方意」をプロジェクト化。
酸棗仁湯の方意を辿るうちに気づきがあった。元のプロジェクト「抑肝散加芍薬黄連エキスで何故熟睡したか」に戻った。心の虚熱を去るのに川芎、芍薬だ。これは抑肝散加芍薬黄連の配薬(柴胡、釣藤鈎、茯苓、白朮、甘草、当帰、川芎、芍薬、黄連)の川芎芍薬ではないか。抑肝散では芍薬はない。しかし芍薬を加えることで心の虚熱を去ることができる。こいつで寝たのか!まとめちゃれ!
…
などという感じで解答が出た段階で文脈に合わせて整形して、永久保存版メモが増えていっている。頭のモヤモヤが取れてくる感じがとても心地よい。まさにZettelkastenで考えている。Zettelkastenの所作は思考そのものであった(TAKE NOTES! ズンク・アーレンス著 日経BP p192)。
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