先日、自らの内側から生じさせた「感情」を操作すると行動をコントロールできそうだということを投稿した。
では実際、グルノート本において、感情とはどういう位置付けか。
グルノートでは当然感情は単体では捉えていない。運命を変えていく一連の流れのステージなのだ。
状態(これはまだ理解していない)から意識(これも今いちの理解)が生まれ、意識から思考が生まれる。そして、思考から生まれるのが感情ということになる。感情から何を生み出されるかというと気分という。
以下の通りである。
(状態→)意識→思考→感情→気分→気質→性格→行動→運命(インド式「グルノート」の秘密 Kindle版 佐野 直樹 (著) Kindle版p86_89/152)
これを見ると感情から行動まで、気分、気質、性格と、だいぶ距離がある。行動からは運命とすぐに至る。
以前の私の例だと、感情を人工的に?変えたら行動が変わった。それは確かに、思考から始まった。
ぼーっとしたくない。したくないなら他の感情を持とう。すると急に本を広げたくなった。そのような流れだ。
感情から、行動までの流れは多くの段階を経る。気分、気質、性格は分解すれば確かにそのようなステージになるかもしれない。しかし、実践者としてはあらかじめそれらを熟知した上で実行する必要はない。気分が変わって、結果行動が変わればいい。
行動が変わって運命が変わるなら、感情が運命を変えることになる。でもそれは表面的であり、じっさいは思考が運命を変える。
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