杖道稽古場爆誕

　杖道という武道がある。剣に対抗する武器術。我が国の古武術の杖術を合わせ編集者たちが制定した。その型は12形となっている。自由乱取りすることはなく、型稽古である。

　私が武術を辞めてから早、10年以上となった。

　さりとて今さら何か、スポーツをするかと言えばかったるい。

　杖道というのはその点ちょうど良い。武術っぽいし。大けがすることもないだろう。

　ああこれならおじいちゃんになったときに、稽古しておけばなんとなく体調よいかも〜。と考えて5年位前から始めている。

　ところが、だ。家で棒を振り回すとそこら辺の家具を壊してしまう。さりとて外で行うと人の目が気になる。だから稽古に行く時だけの練習となると、技も伸び悩む。自宅での稽古はやりたくてもできない悩みのタネであった。

　そこでふと思い立ったのが、スープの冷めない距離にある近所の公民館。ここを稽古場にできないか。

　結果、できたのだ。一人稽古から、複数まで可能だとのことだった。今週月曜日、一人稽古することができた。

　週に一度、可能な限り稽古を続けよう。