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杖道

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杖道稽古で垣間見た修行者の終極の姿

その人は立っていた。80歳(推定)の女性である。杖道の青い道着をまとい、型を成り立たせるべく、フラフラと揺れながらも立っていた。私は杖道の型通り、十分に気合いを込めて打ち込んでいく。相手に過度な打撃を与えぬよう配慮しつつも、手加減はしない。...
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【杖道】無様な自分の姿が新しい気付きへ

ある休日の朝、杖を操る自分の姿を大きな鏡の中で見て、ため息を吐いた。あまりにも隙だらけである。動きの気配も相手に漏れている。私が以前到達できた「消える動き」などという状態とは、次元が違う。武術とはかけ離れている。確かにそれでもいい、武術はも...
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ある昇段希望者のオチ

昇段審査を受ける方の相手を任された。その方は遠方にお住まいで、なかなか稽古に来ることができない。以前数回お目にかかったことがあるが、残念ながら満足に型の手順もこなせない状態であった。聞くところによると、その方は初段への昇段を望まれているとい...
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「指で握る」から「手に乗せる」へ。杖道中級者を脱却する手の内

杖道を熱心に稽古している方たちにうかがいたい。小指が痛くてしょうがないという方、いらっしゃいませんか?長年稽古を続けていて、一つ困っていたことがある。稽古を重ねれば重ねるほど小指が激しく痛み、その痛みをなんとかごまかしながら稽古を続けている...
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杖道の「失われた手順」を古流動画、画像、資料から読み解く

杖道において様々な学びを得ているが、私には四段昇段後にI先生から受けた、忘れられないアドバイスがある。それは、I先生が六段に昇段された際の講評でのこと。審査員の中に古流を修めている方がおり、「古流を学べ」、あるいは「学んだほうがいい」と言わ...
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風を切る杖、受け継いだ想い

利府での講習会で多くを学んだ。病院の休みを私用で頻繁に取れるわけではないが、一泊二日で取得した甲斐があった。新たに得た情報、そして修正項目は自身のノートに付け足して見直している。それにしても面白い出来事があった。私の杖は明らかに曲がっており...
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【杖道】踵数ミリの微調整が体軸を正す:利府で学んだ活きた「構え」

先日の利府での講習会において、非常に有用な教えを受けた。以前触れた「素早く構える」という点もその一つである。そしてもう一つが、本稿の主題である「踵を少し浮かす」という身体操作だ。後ろ足の踵を挙げる、と言っても、大きく挙げるわけではない。あく...
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【杖道】引提に隠された間

杖道を指導してくださるI先生は、9年前から私をずっと見守ってくれている。 三本目の型「引提(ひっさげ)」も入門初年度に教わったものであり、当然ながら現在も稽古を続けている。 I先生が太刀側を務める際、太刀を振りかぶった状態で一旦止まり、私に...
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【杖道】「手のすべらかし」のジレンマ

杖道において、杖を滑走させる「手のすべらかし」は必須の技術である。しかし、この滑らかな滑走を追求しようとすればするほど、多くの修行者が陥る深い罠がある。「滑らせるための筒(トンネル)」を意識するあまり、その筒を形成する側の手や腕そのものに無...
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背部痛だから杖道稽古へ変更

久しぶりに背部に鈍い痛みが走った。単なる筋肉痛とは異なり、背中の奥深くがゴリゴリと不快に痛む感覚である。興味深いことに、じっとしているよりも階段を上るなどして少し体を動かし、気血を巡らせると痛みがフッと和らぐ。東洋医学において、安静にしてい...