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大補肺湯の治方

漢方医学

大補肺湯の条文を再度挙げる。

大补肺汤

治烦热汗出,少气不足息,口乾,耳聋,脉虚而快者方:

麦门冬五味子旋覆花各三两(一方作牡丹皮,当从)细辛一两地黄竹叶甘草各一两

右七味,以水一斗,煮取四升,温分四服,日三夜一服。

 腎精が落ちている。地黄で腎陰虚を補陰する。

 胸は陰虚化熱して水が飲、痰の病理産物となった可能性がある。よって竹葉で降気、胸を清熱する(経方脈論 江部洋一郎 東洋医学出版社 2003年第三版 p78)。腎の陰のバックアップの前提で麦門冬、五味子で生津させ、旋復花で旋復花にて血脈を通す(経方薬論 江部洋一郎 東洋医学出版社 p67)。

 細辛にてその香気で脈外の気を走らせてさらに疎絡する。辛温の気味で腎気を鼓舞し後通の衛気を皮に張り出させる。結果胃気を腎に供給し肺気を粛降させる。これにより利水道、開胸することになる(経方薬論 江部洋一郎 東洋医学出版社 p46-48)。

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