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経方化裁を読む

雑記

 新たな連載として、医学書『経方化裁』(傷寒論現代研究叢刊)の内容を順次まとめて紹介していくこととする。

 本書は、李文瑞が主編を務め、2005年7月に学苑出版社より刊行された(第1版第1次印刷、著者の序文は2003年6月)。伝統的な漢方処方、とりわけ「経方(けいほう)」の臨床応用を深く学ぶ上で、1度目を通しておいても良い本である。

 勿論その内容は、後漢の張仲景が著した医学の古典『傷寒論』および『金匱要略』に記載されている経方の実践的な運用方法についてまとめたものである。本書では、『傷寒論』に収載されている113方、および『金匱要略』に収載されている226方(附方や雑病方を含む)を網羅的に取り上げている。

各処方の解説は比較的実践的であり、以下の項目が詳細に記されている。

  • 方組(構成生薬)および臨証参考用量:実際の臨床における具体的な生薬の分量
  • 効能:その処方が持つ薬効
  • 主治:対象となる主な症状や疾患
  • 臨証加減:患者の個別の症状や体質に応じた生薬の加減(増減や追加・削除)

今後本書で重要な処方や臨床で役立つ加減の法則などをピックアップし、解説していく予定である。経方を現代の臨床にどう活かすか、そのエッセンスを学んで行きたい。

 

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