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経方医学における胃を整理

漢方医学

胃は中腔臓器である。

中はスカスカである。管である。

その中腔に食物が入るイメージは西洋医学と差はない。

経方医学の図を見ると心下から胃へ線が伸びる。

心下から胃へ繋がり、「何かが繋がっている」んだ。

ここら辺が何か、混乱していた。

還流された気津として体内産物が心下から胃へ降りていく( 経方医学p33)という。なんて表現なんだろう。読み飛ばしていた。師匠に感動したよ今更。

つまり、胃は外界から食物を受け入れ、それを小腸へ送り第一分別で昇清降濁する。昇清したモノ( 経方医学でどう呼ぶかは不詳)は胃に行く。その後胃は胃気のバックアップで身体中に気を巡らす。余った気は脾へ貯める。第二分別では糞尿へ分けられ大腸膀胱へ送られる。

その小腸の二段階の分別は胃気と腎気に由来する。そして心下由来の体内産物の影響を受ける。その話はまた別の項で。

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