タスクシュートという言葉を知ってから数年が経つ。その思想に共感しつつ面倒だなと思ったものだった。
そんな気持ちでiPhoneアプリのタスクマを購入して、やはり何度も挫折した。それでもその後高価なアプリの元をとろうとタスクマに関する情報を収集。先達の方たちのHPや書籍を使い方を知った。しかしタスクシュートの意義を(今思えば)きちっと理解できず、私には合わないと判断してタスクマをiPhone上から削除した。
それから1年余りの歳月が流れた。
最近なんとなくではあったが、たまたまTaskchute関連の本(というか漫画)をKindle Unlimitedで読み直した。思うところがあって次々漫画(笑)を拝読。思わず有料で(!)本も購入した。タスクシュートの方法と役割をちょこっとだけ理解した。そこで私こそタスクシュートが必要なのかも知れないと思い立ち、タスクマを再度インストールした。
気付けばTaskchute cloudで無料版が公開されている。見たことがない代物だ。そこでタスクマも使いながら比較することとした。
Taskchute cloudはとても便利。MacとiPhone、iPadでcloudでデータにアクセスできる。iPhoneを含めて字も大きい。操作性も申し分ない。というのもUIにほとんど癖がない。これは本当重要なのだ。いじっているうちに大体使い方が分かり、とっかかりは良い。
その一方でタスクマはcloudはないし、操作の中心はiPhoneである。そのUIは独特で強い癖がある。おまけに字が小さい。そして何より他のiPhoneアプリの感覚だけでは習得は難しいのだ。私の場合そもそもアプリの使い方が分からないという理由で何度も挫折した
しかしタスクマの大きなアドバンデージはApple Watchで一定操作が可能であることである。それにタスクの始まる時間を知らせてくる。でも Taskchute cloudではApple Watchでセクションの始まりのとき通知されるのみ。ここに差がどうしても出てしまう。
事実Taskchute cloudで何度もおきたこと。歯磨きひげ剃りの時スタートボタンを押すのを忘れた。朝はぼーっとするからだ。それに朝はiPhoneは持ち歩かない。勿論Apple Watchは装着している。
既にタスクシュートをApple Watchでタスクマにより操作する習慣がついてしまっている私としては、タスクシュートのタスクを実施するその瞬間、iPhoneをいちいち開くことなるべくしたくない。Taskchute cloudはApple Watchに早く対応して欲しい。と勝手に祈る。
タスクシュートのタスクが40を超えたときTaskchute cloudをサブスクするか。現時点ではApple Watchに対応するまで見守ろうと思う。
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