毎日午前7時にブログ更新

腎不全でタンパク尿が多い場合経方医学で治療は困難

漢方医学

ネフローゼ症候群の経方治療を以前お話した。師匠の大きな実績の1つは、腎不全治療薬として養腎降濁湯を創薬したこと。人工透析に入るであろう方たちが入らないで済んだり、入るまでの期間を延ばしたりしていた。

 ではネフローゼ症候群と腎不全が併存した場合はどうなるか。
つまり、腎不全クレアチニン値が高値でタンパク尿が出ている方はどうするか、という命題だ。

 結論から言う。

 これは答えが出ていない。師匠は解決されないまま、我々以降の世代に託された。そして私は同時に治療できる方法がまだ、見つけられないでいる。

では何が難しいのだろうか。

 腎不全治療は余計な濁を出す。ネフローゼ症候群は必要な精微が出ないようにする。片方は出す、もう片方は出さない治療ということになる。関連臓腑の主座はどちらも小腸と腎である。同じ臓腑で真逆のことをさせることになる。

 私は凡人だがいずれ天才的な漢方医が現れて治療法を見いだすことを祈りたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました