触れる度に壊れる本は、かたときも私から離さずにいた。
にわかにまた身につけ始めたがなんかしっくりこない。
ポーチが巨大化しやすいのだ。
その上、さっと出しにくい。
実は、しょっちゅう傷寒論を開いていたとき、いつも使っていた鞄があった。
京都の寺町のカバン屋(名前失念)で、「文庫本を入れるためのカバン」として売られていたのがこれ。
これを使えば良いじゃんと思うでしょう。
確かにこれは優秀だった。
でもこれでも一度壊れてしまった。
修理以降、また壊れるのが怖くて、勿体なくて使えなくなっていた。
それを思い出した。
今でも売っているかなとGoogleの画面検索した。
DRAWER R horseのシリーズで、現在は中古しか出回っていない。
分かった。
壊れたら、可能な限り修理しよう。
まずは使おう。
傷寒論を取り戻す。
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