私の記憶が正しければ、和田東郭は折衷派。古方も後世派の真ん中という、わかったようでわからない認識でいた。蕉窓雑話を読み進めるうちに、何ともうれしさがこみ上げてくる文章にあたった。
(前略)できるだけ古方中から探し、どうしても古方では治療できないという時に後世方の薬方で補って用いるのがよい。(後略)(対訳蕉窓雑話 福岡・蕉窓雑話を読む会 たにぐち書店p55)
とある。
なーーんだ。
私や師匠と同じ方針だったんだ。
そもそも私の師匠も私もバリバリの経方医だ。
いや、逆にむしろ私は折衷派なのかな?
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