シシースクワットはストレッチ中に負荷を掛けられるほとんど唯一の大腿四頭筋の筋トレメニューである。(逆に他にあったらご教授頂きたいです)。
この、「シシー」ってSissyのことである(諸説ある)。英語で「女々しい」「弱虫」「意気地なし」「臆病者」と、全く以て私にぴったりな形容詞である。しかしこれが、全然弱くない。逆に超ハードで死にそうになる。負荷がなければ普通のスクワットの方が圧倒的に楽。手順としてリンボーダンスのような感じに踵を挙げた状態で膝を降ろしていく(膝は地面には着けない)。
そうだ。まるでリンボーダンスなんだと思いながら「ふぐー!」って言いながら、両手でケーブルマシーンの支柱をぐっと握りながらやっている。やる度に辛すぎて気が遠くなる。
そして、ぼーっとしながら曲げていく膝頭を見ながら思った。
ああ。杖道はこれではないんだと思った。これ、とは膝は伸ばさず、曲げずにだ。普通に立ったままだ。
膝をほとんど曲げない動き、ある沖縄古武道を思い出した(ように見えるだけかも)。まるで歩くような歩法で瞬時に反応する。ああ、でもそれをマネして目指す訳ではない。武道としてあり得ると言うことだ。
相手の動きに反応せず、かがまず、普通に淡々と動く。それを型の手順として許している(例外的に捲落はやや前屈み)。今度はこだわりを持ってやってみよう。
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