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心下悶を見直す

漢方医学

小青竜湯で頭痛が治せるのは心下の有水気が関連があるのではないかと考え、心下の病機を見直すこととした。今回は心下痞である。

婦人産後病第8条にある。

産後の陽旦湯証にあたる。

産後の気血の不足、或いは胃腎不足に比較的弱い邪が長くいついた病態である。

ここでいう「心下悶」は江部洋一郎氏の記述は以下の通りであった。

「肌に邪があるため心下の昇降出入が不利となって「心下悶」が生じます」(経方医学1 p173)

現時点ではもやもやする感覚。あるいは自覚症状はなくても腹診で分かる範囲と判断した。

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