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雑記

二陳湯で肩こりが何故治ったのか

二陳湯で肩こりを治したことがある。まだ、二例目はない。もう10年ほど前だ。50歳代の女性。少しふくよかで、ストレスは強かったものの元気いっぱいの方だった。肩こりに対して葛根湯エキス剤は無効。生薬処方が不可能であった当時、諦めてもらった。刺絡...
杖道

年に一度の節目の日に思うこと

いつの間にか歳を一つほど重ねた。自分の年齢は歳を重ねるほどわからなくなるというのはどうやら本当らしい。私の場合、誕生日前に病院の電子カルテを開く。そして私のカルテを開き、ああ、何歳になるんだな、と教えてもらう。病院にいる間はこれを続けるだろ...
漢方医学

経方医学による竜胆瀉肝湯の病機と治方

経方医学により竜胆瀉肝湯の病機と治方をパワポで作ってみました。ご参考までに。加味方がどんどん思いつく良方ですね。
杖道

着杖の一手目に見る杖道、杖術の違いから

杖術では杖部分を狙って打つという。杖道では頭を狙う。一方西岡常夫氏のビデオを観ているとちょっと違った。杖術では太刀が頭を狙うと、杖が前に倒して前に出すだけで胸部を打てる。着杖は誘いの構えだという。勿論それが太刀側に分かるから浅い部分、と言う...
雑記

肺の通調水道作用について

肺の通調水道作用を初めて耳にしたのは近畿で師匠の元にいたときだった。年に一度の研究会の席。優秀な漢方医の症例発表での出会いであった。その時のことはまだ覚えている。まるで瓶の栓を抜いて(確かしゅぽっと言ったと思う)、水が下に落ちるように通るの...
漢方医学

竜胆瀉肝湯を経方医学で読む

竜胆瀉肝湯は以前から馴染みが深い。なんか名前がかっこいいから。しかし正直方意が良く分かっていなかった。よって、病名漢方、つまり症状に対しての縮尿に少し使う程度であった。そんなわけでちゃんと見直そうと考えた。古典に生きるエキス漢方方剤学(小山...
杖道

【杖道】太刀が何度もやり返す

杖道の面白いところは、太刀と杖がくっついて離れてまたくっつくところだ。打って制して離れて、また打ってきて離れる、ということ。その真骨頂は乱合である。これまで習ってきた古武術は、攻守が一手で終る型が多かった。だから古武術の型は手順が短い。確か...
杖道

【杖道】着杖(つきづえ)の新解釈は正しかったかも

天候不順で稽古会が急に休みで考える時間はたっぷりあった。着杖の新解釈に疑義を呈して、色々と検討していた。何を検討していたか。着杖の後の先、そして構えについてである。問題は着杖の最後に小手を打つ前の手順だ。これまで、最後太刀が上段から振り下ろ...
杖道

杖道の構え

その中で戦闘、特に試合の時の構えはどうあるべきか。「よーい、始め!」で始まる試合である。以前の知見から、構えは相手に突きつけた本手打の構え。これはやはり基本だ。ただし、本手打の構えはするものの、1打目に本手打ちそのものはしないだろう。顔面へ...
情報管理

【ペンホルダー】次はこれだ

トラベラーズノートはずっと使っている。純正も悪くはないが満足には至っていない。どうもペンホルダー難民となっていた。今回はこれにしてみた。PILOTのColoriumである。ペンケース付手帳バンド。バンドは伸縮自在、ていうほどではないけどA5...