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ある真ん中の症状

漢方医学

先日、体のある「真ん中」が痛むことを主訴として受診された。

その「真ん中」の具体的な症状や部位について今ここでは言わない。

そしてそれは不詳私にとって初めての症例だ。

患者さんは中学生の頃から何度も治療し、手術も繰り返してきた。

その方現在30才台。診察中ずっと泣ぐんでいた。

来週また辛いある治療をする。

痛いので自分自身も相手の医師もその治療をするのに躊躇しているという。

刺絡治療を希望されていた。

ところがなんとかその「真ん中」にアプローチしようとしてもしても、届かない。

その左右は「緩くなったり」、関係ない部分が治ったり。

翌週に来てもらうこととした。

診察後数日かけて文献やネットで調らべてみたものの、刺絡鍼法での当該治療治見は見つけることができなかった。

代りに漢方治療で治験を見つけた。

どうやらこの「真ん中」の症状は血虚症がメインとなるようだ。

繰り返しの手術をした既往を勘案すると脈症を見ないと断言できないが滋陰つまり陰虚が前提と捉えた方がよさそうだ。

後日本プログには本人の了解を得てお伝えできる範囲で紹介する。

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