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Kindle OasisはKindle Unlimitedの積読バスター

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 Kindle UnlimitedはAmazonの月額980円で利用できる読み放題のプランである。これにより、サブスクリプションの形式で本を無料で借りることができるが、無制限に何冊でも借りられるわけではない。最大で20冊までとなっている。私はこのサービスを活用し、元を取れる範囲で本を読むことができている。

 恥ずかしながら、私は結構な積読の山を抱えている。積読とは、面白そうだと思って購入した本を机の上に積んだまま読まずに放置しておくことを指す。実は、Kindle Unlimitedでも私は積読を作ってしまっていた。つまり、借りてしばらく放置していた本がいくつかあったということだ。

 積読の言い訳のようで恐縮だが、私は以前から多読乱読法を実践している。常に5〜10冊程度の本を同時に読むことで、より多くの本を読むことができる。一冊読み終わったら次の本に移るのではなく、いくつかの本を同時進行で読み進めるのである。気分や状況に応じて読みたい本を選ぶこともできるので、本好きの私にとっては天国のようなものである。しかし、それでもなお、そのために積読の山の底には「あれ、この本はずっと読んでいないな」というタイトルも埋もれていることがある。Kindle Unlimitedでも同様の経験があった。

 しかし、Kindle Oasisを手に入れてから、積読の山が次第に解消されていった。

 それはなぜであろうか。

 それは、買う前には分からなかったKindle Oasisというデバイスの優れた点、特徴に他ならない。

 事前に知っていたKindle Oasisの利点は以下の通りである(MacやiPhoneのKindleアプリと共通点は除く):

・持ち運びが容易で、コンパクトなサイズ感。

・特殊な電子インクディスプレイを使用しており、紙のような質感と高い視認性がある。白黒表示。

・背面の明るさ調節機能により、照明の環境に合わせて読書が可能。電気を消した寝床でも使える。

・防水機能があるため、お風呂での読書も快適。

・ バッテリーの持ちが非常に良い。

 以上である。

 Kindle Oasisを購入してから気づいた利点は、本を迅速に読むことができることである。これは確かに非常に重要な点である。

 しかし、積読解消に最も役立った点はそれだけではない。

 それではKindle Oasisというデバイスの優れた点、特徴は何か。

 それは白黒表示であったことである。

 つまり、これまでカラー表示であった本の背表紙が白黒になるのである。当たり前と思われるかもしれないが、私にとっては非常に重要な変化であった。つまり、積読本の外見を眺める際にそれまでにない別の感覚が生まれた。

 読まなくても良い本というのは結果として、白黒で見ると色褪せてしまうのである。そこでどうでも良いと感じた本は急いで読む必要がなくなり、返却することが容易になった。おかげでKindle Unlimitedの積読はゼロになった。

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