詳細は例によってぼかして書きます。
70歳代。愁訴がやたら多い方。
滋陰方に黄耆をかませて展開しようとした。
患者さん(か)「私薬合うか不安です。」
Dr.おぐりん家(ど)「分かりました。なら一週間で来て下さい。」
か「それは、一回飲むということですか?」
ど「??。不安でしたら5日間にしましょう。予約しますか。」
か「…。」
ど「ならば、1日だけ処方します。お試しです。たださすがに、1日で変化はでません。」
か「…。今体調悪いので良くなったら飲みたいです。」
ど「…。分かりました。良くなったら来て下さい。でも良くなったら受診する必要無いのでは無いでしょうか。」
ここで患者さんの苦み走っていた顔がぱぁっと明るくなった。イヤだったのかい。
か「(笑)。いや、今薬(点鼻薬のことらしい)調節中で、ちょっと良くなったら来ますので。」
診察だけで終了。
もしこれで、症状がよくなったらそれは治したと言って良いだろうか。
少なくともきっかけを与えたと言って良いか。
いずれ、ムリだ。
コメント