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【輔行訣】黄耆はあった

漢方医学

固元補腎湯で疑問を呈していたことがある。

これまで明らかに黄耆を入れることが有効と思われる病機にも黄耆が配薬されない。輔行訣の時代黄耆が発見されていなかったのではないか。

しかし、大陽旦湯で黄耆を配薬していた。配薬は以下の通り。

黄耆五兩人參桂枝生姜各三兩甘草炙,二兩芍藥六兩大棗十二枚飴一升

黄耆の配薬は可能であるけど、あえて固元補腎湯証では含めなかったのだ。

ごめんよ伊尹先生。

そのうち、酸棗仁も出てきそうだ。

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