輔行訣にはいくつかの系統が存在している。
現在こちらに紹介している系統は茫志良抄本であり、この内容なら「外感天行経方之治」は、方剤に関しては大玄武湯で終了である。その後は経方とは異なる救急の、いちかばちかの方が続く。
しかし別の系統ならまだ続く。
系統は統一すべきと考えていた。しかし、私が採用してきた系統で方剤数に限界があったのなら別の系統を入れてもいいのではないか。というのも、そもそもの目的は条文から方剤について経方医学を理解したり、応用したりすることである。
そこで、輔行訣孙伯果抄本他を参照することとした。
即ち大、小勾陳湯、大、小螣蛇湯の4方剤を加えることとする。
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