ASICSのGEL-KAYANO 30デビュー。
午前5時玄関で履こうとしたところ、なかなか履けず。
お店では店員さんの指導の元簡単に履けたのに。
5分以上格闘して何とかシューズを身につけてマンションの外に出た。
外に出ると小雨の暗闇。
Audibleは村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」だ。
小雨が降り注ぐ中、Runkeeperを表示させ、スタートボタンを押す。
カウントダウン表示を横目で眺めつつ歩くスピードでスロージョギング開始した。
…?
…おかしいぞ。
お店で体験したような前にぐっと出る感じがない。
でも、この靴は確かに試着したASICSのGEL-KAYANO30だ。
体が前に出る感覚ももう当たり前になってしまったか。
その代わり足が楽ちんだ。
これまでやや疲れてくると、足のどこかが痛んだり不快感が出てくるのだ。
嫌な感覚が起きやすい部位は足先、足背、股関節だ。
それも不思議と右側だけだった。
これまではそんなもんだと受け入れてきた。
しかしそれがこのシューズには一切なかった。
極めて自然なのだ。
そうするのが前から決まっていたように前に進んでいく。
恐らく性能はそのまま私の両足に溶け込んで一体化したのだ。
だから、お店で体験した前にぐっと移動する感覚が、もうそうなるのが当たり前のように神経組織が入れ替わったのだろう。
考えて見たら、いつまでもぐっと前に出る感覚が残るのは危ないかもしれない。
不自然な感覚は自然な感覚へ早く変換すべき。
感覚は全て当たり変え状態にすべきだ。
そうして出勤時間が来た。
いつもの通勤用靴を履いて一歩前に出たとき、ああやはりカヤノ30は凄いなと再認識した。
この日の通勤靴は残念ながらへこいのであった。雨天には強いけど。
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