Evernoteで機械的に10年以上続けてきた手順。
PDF化した書籍や定期購読している学会誌は全てここに入っている。
今でもPDFはここにいったん入れとかなくては気持ち悪くなる。
Evernoteに死蔵されているデータ、中には有用なデータ。
以前、あくまで私の活用環境と主観ではあるが、Evernoteアプリそのものとカスタマーの劣化が、絶亡的な状態になっていたことがあった。
代替のアプリ探しちなまこになっていた。
下手をすると潰れてしまってデータごと 消えてしまうのではと危機感を募らせたこともあった。
一年くらいだろうか。
結局アプリは安定した。
それは良かった。
しかし「このちなまこな経験」は別の見方をすれば大きな転機となった。
データの収集と整理、活用はこれまでの状態を続けても死蔵が増えるだけ、ということを嫌でも目に突きつけられた。
だから以前のような情報整理術をEvernoteに課すことはしなくなった。
バレットジャーナル、Zettenkastenに始まりアプリはCosense(旧Scrapbox)に活路を見いだした。
Evernoteと同じような機能を持つ別のアプリを探す必要はもうしていない。
同時にEvernote全データの引き継ぎはする必要はない。
死蔵されて一生日の目を見ないデータはあってもいい。
必要な情報を引き出せればいいのだ。
だから必要な情報を活用を前提に保存できる、長く使えるアプリをサルベージ船にすればいい。
必要に駆られてEvernoteで検索したデータを再利用して、そこから取り出せればいい。
そこでMacのメモ帳だ。
シンクロスピードは私の環境では少なくとも迅速とは言いがたい。
それを除けば安定して潰れることもまずないアプリだ。
長く使えてiPadOSとも相性が良い。
その活用方法をやかた氏の著作(どうする?Evernote」使い続けるか?移行するか? 〜これからのデジタル情報の管理体制を考える〜 Kindleで学ぶ 情報管理術(小田やかた著))で検討し、今回iPad mini6を得て道筋を得た。
カバーを開けてPencilを落とせばすぐにメモれるなんてこれ以上のアプリはあるだろうか。
知ってはいた。しかしiPadmini6での体験は遅まきながら衝撃的であった。
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