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【ダイエット】GI値を元に食品を選ぶ限界

ダイエット

(以下は引用は孫引きであり、私見に近いです)

インスリン抵抗性を抑えることがダイエットの大きな力になることは以前紹介した。

ところでGI値はグルコースインデックスの略。血糖値の上がりやすさで食品を分類する。これが高くなるということは、その食品で血糖値が上がりやすいことを意味する。これは特に今さら感がある。

ダイエットではGI値が低いのを選ぶことを推奨している。勿論、その方向性は全て誤りというのは言い過ぎである。しかし限界がある。

というのも、GI値が低い食品が必ずしもインスリン分泌も少ない、あるいはないとは限らないと言うことだ。

インスリンの分泌を決定する要因は血糖値以外にもある。インクレチンと頭相である。

インクレチンは、食べ物に反応して、胃や小腸から分泌される。残念ながら糖質、タンパク質、脂質すべて分泌する(トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ  ジェイソン・ファン (著), 多賀谷 正子 (訳) サンマーク出版 位置: 3,981)。インスリン分泌を促す一方、胃の内容物排出を遅らせることで満腹感を得ることができ、その結果食事摂取量が少なくなる。ダイエットにはアクセルとブレーキを同時に踏むことになる不思議なホルモンだ(同上位置: 4,070)。

頭相は面白い。視覚や嗅覚、味覚によって反射的に起こる胃液の分泌により、インシスリン分泌を促す。例えばサッカリンで口をすすいだだけでインシスリン分泌量が上昇する(同上3970)。

こうなるともはや食べている限り、インスリン抵抗性を十分に改善することは困難ということになる。

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