社会学者ルーマン博士は自分が作ったZettelKastenを相談相手にしていたという。
ざっくり表現すると自ら書き溜めた多量のメモと相談していたことになる。
博士のZettelKastenはアナログであった。
アナログとは具体的には図書館にある蔵書検索の複数の小箱に多量に保存された手書きメモと相談していた、ということになる。
私は最近ZettelKastenの活用はこの、相談だと思うに至っている。
理由は、そうしないと改訂しないし、既存の情報を忘れて新規情報を入れる時ナンバリングを誤るし、問題意識を保てない。
そしてこれまでその相談の方法とは、ナンバリング1から順番に読んでいくことと思っていた。
しかしこれはいささか飽きがきた。読み始めると良いのだけど、時間指定するレベルでないとなかなかやらない。
ぼーっとしている時、Obsidianに手が伸びない。
つまり義務感でやり始める感じ。
そこで、検索だ。
意識的に検索で会話、相談する。
これまで情報は全てEvernoteだった。それは今でもそうだ。
しかし、いったんは考え抜いて、それを記録した内容は永久保存版メモにある。逆にここにないものは考え抜いたことの記録はない。
これがEvernoteとZTNとの大きな違いになる。
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