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【杖道】四段で遭遇した「未知」と冷や汗

杖道

杖道四段に昇段し、早半年。 先日、私にとって衝撃的な出来事があった。初めての指摘を受けたのだ。

場所は、杖道の制定形4本目「斜面(しゃめん)」。 この型は、相手(打太刀)の斬り下ろしに対し、右へ体捌きを行いながら杖を左こめかみに打ち込む技だ。 打ち込んだ後、太刀が引くのを見極め、追撃として鳩尾(みぞおち)に突きを入れる。

問題は、この「太刀が引く」時の動きだ。 私はこれまで、今日この日まで、「太刀は杖に対して左に避けるように下がるもの」だと思い込んでいた。

しかし、正解は違った。 太刀は「すぐ後ろ(真っ直ぐ後方)」に下がるのだ。

背筋が凍った。 やばい、これは本当にやばい。 今まで私は、相手の動きを勝手に脳内で改変していたことになる。

もしこの勘違いのまま、初心者を指導していたらと思うとゾッとする。 指導する前に気づけてよかった。本当に、よかった。

 

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