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【タスクシュート】割込が可視化されて

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貴方に問いたい。

貴方の予定あるいはタスクアプリは割込を可視化できるか。その割込から安全にもとの作業を再開できることの爽快感を与えてくれるか。

これまで自分を口には出さないけど特別だと思っていた。特に割込に関して言えばなおさらと。

偉ぶるということではない。職場環境や立場が特殊だと思い込んでいたということだ。なぜならタスクシュート本で割込といえば、上司からの突然の仕事の割り振り、いきなりの取引先からの電話。

そう。私の職種は一般的ではない。故にタスクシュートは適応できないものだと長い間誤解していた。

私は一般病院内科医師として働いている。

何も無いとき(外来や検査、病状説明などが無いときと言う意味)、何らかの作業をしていると、予定外のコール(電話)がある。その殆どは看護師で、入院患者さんの病状の変化を伝えてくれて、指示を望まれる。あるいは外来の救急要請で受け入れをどうするかなど。だから取引先からの突然の電話はないのだ。

そしてそこまでしつこく言及する「割込」に何か意味があるとは思えなかった。しかし私の窮地を救ってくれたとも言えるこの本で繰り返し重要性を説いているので、一度位やってみようと思い立った。

タスクシュートはやはりTaskChuteCloudをえらんだ。その日は「ナースコール」、「事務からのと合わせ」などの記録が並んだ。

これは生まれて初めての「割込」の可視化であった。

割込の測定で分かったこと。それは割込とは何かを考えさせられるということ。それ故割込以外を再認識できる。

その結果、今しようとしているその行為は割込なのかどうなのかが分かってしまう。考えて見て欲しい。割込とは他人からの介入だけでは無い。自分で思いついてしまうメーチェックやネットサーフィンなんかもそれに該当するのだ。だから、余計なことをこれまでいっぱいしていたのだということが痛いほど伝わってきた。

これまで多くのスケジューラー、タスクリスト、直近では手書きメモのバレットジャーナルも導入してきた。そこには割込に関する答えは私には見つけることができなかった。

初めて割り込みが可視化されることの貴重さ重大さが分かった。そして割込からきっちり戻れる、つまり「中断→再開」するときの爽快さと言ったら、もう他に言い表せない。

スケジューラーはこれほどまでも心地よいものだったのだろうか。

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