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杖道

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【杖道】乱合の杖を回す手順に思う

乱合の後半で杖を回す形がある。そこでは太刀と交り合いの形で歩を進め、いきなりくるりと回す。前回の稽古では、なかなか型の意味までは理解しようとするには及ばなかった。手順を忘れまいとすることに集中していた。ビデオを見返し、技の手順だけでもと練習...
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色々な切り口の乱合

先日乱合を通しで習った。現在習得にはほど遠い、いや手順すらまだあやふやなところがある。杖道の型12本目の乱合は、手順が長い。それに11本目まででは出ていない、相対稽古(短い型)にもない不思議な型がいいくつかある。それらも確かに興味深い。ああ...
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もしも杖をつかまれたら

ドリフターズのコントで、「もしこんなOXがあったら」というシリーズがあった。例えば先日YouTubeで観た、奥さんに逃げられた旅館主人加藤茶とそんな場所に新婚旅行に来たいかりやとのコントは今、でも笑える。その他電気屋編、飲み屋編、うどん屋編...
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年に一度の節目の日に思うこと

いつの間にか歳を一つほど重ねた。自分の年齢は歳を重ねるほどわからなくなるというのはどうやら本当らしい。私の場合、誕生日前に病院の電子カルテを開く。そして私のカルテを開き、ああ、何歳になるんだな、と教えてもらう。病院にいる間はこれを続けるだろ...
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着杖の一手目に見る杖道、杖術の違いから

杖術では杖部分を狙って打つという。杖道では頭を狙う。一方西岡常夫氏のビデオを観ているとちょっと違った。杖術では太刀が頭を狙うと、杖が前に倒して前に出すだけで胸部を打てる。着杖は誘いの構えだという。勿論それが太刀側に分かるから浅い部分、と言う...
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【杖道】太刀が何度もやり返す

杖道の面白いところは、太刀と杖がくっついて離れてまたくっつくところだ。打って制して離れて、また打ってきて離れる、ということ。その真骨頂は乱合である。これまで習ってきた古武術は、攻守が一手で終る型が多かった。だから古武術の型は手順が短い。確か...
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杖道の構え

その中で戦闘、特に試合の時の構えはどうあるべきか。「よーい、始め!」で始まる試合である。以前の知見から、構えは相手に突きつけた本手打の構え。これはやはり基本だ。ただし、本手打の構えはするものの、1打目に本手打ちそのものはしないだろう。顔面へ...
雑記

【杖道】着杖(つきづえ)一本で良い

西岡恒夫氏の解説ビデオで印象深いところがあった。杖術の基本は最初は逃げること。次は相打ち。次は、残念ながら良く聴き取れなかった。恐らく最終的には当然制することになるとは思っている。さらに別の、やはり西岡恒夫氏のビデオでは以前話した通り着杖一...
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【杖道】繰付(くりつけ)を再発見

動いている太刀を捌くのはかっこいい。真剣に対して刃も杖で捌いて制する。ああ、痺れる。勿論そういう型の手順は、作れるであろう。こういきたらこう、と言う風に。まるで時代劇のチャンバラのように。でも、実戦ではそうはいかないだろう。猛烈な速さで自由...
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【杖道】太刀を固定すること

【要旨】杖道における「動かない太刀」を捌く技法は、単なる防御ではなく、高度な技術と判断力を養うための重要な稽古である。相手の太刀が動かない状態を捌くことで、正確さやスピード、間合いを研ぎ澄ますことが求められる。この型は、開祖が動く太刀を正確...