雑記 【医学哀中参西録】従竜湯を経方医学で読む まずは条文から。従竜湯外感痰喘を治療し、小青竜湯を服して病が全快せず。あるいは治っても再発する場合は従竜湯を継服する。龍骨1両、牡蛎1両、芍薬5銭、半夏4銭、紫蘇子4銭、牛蒡子3銭、発熱時石膏数銭から1両1)。従竜湯とは小青竜湯後に用いるの... 2024.05.13 雑記
漢方医学 白虎湯類喘の喘証は新しい? 傷寒雑病論において、喘を治療するような白虎湯類の条文はない。輔行訣にも同様にない。とりあえず手持ちの医案集を検索するも見つけられなかった。だから医学哀中参西録で初めて、白虎湯類で喘を治療する証にであったことになる。もう少し石膏つながりで拡張... 2024.04.25 漢方医学東洋医学
雑記 医学哀中参西録の小青竜湯とその加減を経方医学で読む2 前篇はこちら。「喘」の配薬シリーズでその中に小青竜湯加減が含まれている構造だ。その喘の症状定義は気管支喘息に限定されていない。もっとひろく、ぜーぜーいう症状を指す。そして、一貫して麻黄を去ることを主張している。宣散薬は桂皮のみだ。確かに呼吸... 2024.04.24 雑記
漢方医学 医学哀中参西録の小青竜湯とその加減を経方医学で読む 張錫純(医学哀中参西録)のいうところの小青竜湯とその加減方、あるいは類似した病機の創成された方剤について 経方医学で読み解く試みをする。その加減は張錫純の小青竜湯の解釈の上に成り立つ。そしてその加減そして方剤が有効であるという前提がある。一... 2024.04.22 漢方医学東洋医学
漢方医学 【医学哀中参西録】加味桂枝代粥湯を経方医学で読む 加味桂枝湯代粥湯は粥を使わない、生薬の配薬だけで発汗を伴う桂枝湯証を治す方剤である。条文を挙げる。加味桂枝代粥湯治傷寒有汗桂枝尖三銭 生抗芍三銭 甘草銭半 生姜三銭 大棗三枚掰开 生黄耆三銭 知母三銭 防風二銭前溻茶盅、湯服䨱被令一時許、遍... 2024.04.02 漢方医学東洋医学
漢方医学 【医学哀中参西録】麻黄加知母湯を経方医学で読む 医学哀中参西録とは近代の老中医張錫純の著作。多くの古医書を読破し、臨床力はずば抜けている。また古代伝統医学に西洋医学を取り入れたことでも知られている。師匠も良く引用した。私も10年以上前通読した。今はほとんど記憶の跡形もない。当時は良い翻訳... 2024.04.01 漢方医学東洋医学