もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対という感じで、どっちなんだという感じで、結局3から4へアップデートした。
それはGTDからの解離とScrapboxの活用が条件だった。
以前書いたように、このアプリ使用の問題点は2つある。
ひとつは同時並行で「思いつき」を適応しなくてはならないからである。そしてもう一つは全ての「思いつき」をGTDが受け止めてくれるわけではないことである。
それでは問題点を解説する。
まず、「思いつき」をアプリのinboxに書くまでは良い。しかしその後がいけない。
問題点の一つ目である同時並行について説明する。
・GTDを「思いつき」に照らすとどこにあてはまるか探す。
・十分理解していないGTDを想起しつつOmniFocusのどこに「思いつき」を入れるべきかを検討する。
・一度いれた「思いつき」を進行させるにしてもGTDをOmniFocusに適応させて出し入れしたり、終了させたりする。
・等々。
幾らでも思い浮かべられる。要するに、思いつきとGTD、GTDのOmniFocusの適応、(習熟していなければ)OmniFocusの使い方の検索が全部同時並行することになる。これは認知資源を急速に枯渇に追いやる原因になる。
そしてもう一つは、「思いつき」には二種類あることである。1つはある程度手順が決まっているやるべき事。そしてもう一つはアイディアである。
前者はGTD上でフローを進行させて振り分けていける。細かくは牛乳を買うなどのTODO。学会発表をゴールにするというのもこれに含まれる。その一方でアイディアはそうは行かない。アイディアとはいつどのように使うかinboxに登録した時点ではまったく分からない。だからといって「いつかする」枠に入れてもファイル数ばかりが増加するだけで殆ど管理できない。私はこれが処理できずに肥大化してしまった。当たり前だ。やることリストではないのだから。忘れた後は管理できないので想起できないし貯めるだけだ。このことでGTDはOmniFocusは私には向かないんだと何度も落ち込み、何度も塩漬けした。アイデアは元々管理しにくいものだということを学び、Scrapboxに出会い心の安寧を得ることができた。
解決策は2つ。GTDをわすれること。OmniFocusの機能にやることリストをどこに振ればいいかを任せることだ。
もし思いつきがアイデアならば、Scrapboxに登録すればいい。この部分だけOmniFocusから離れる。
そうやってOmifocus4との関わりを始めた。
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