経方弁( 山田業広 編訳雨宮良三 創医会p27−)に白虎湯、白虎加人参湯について配薬されている石膏について言及している。
石膏が入っている方剤は大青竜湯、越婢湯、麻杏甘石湯、竹葉石膏湯、白虎湯類だ。
全てに渇への言及はない。汗も同様だ。よって石膏を入れるあるいは入れない条件に、汗や渇の有無には拘らないようにと言及している。
まあ、そうなのだけど結局なんなんだろうということは、私の読解力が劣るために見えてこない。
基本的に石膏は胃や肺熱が高じているとき、あるいは肌肉の熱を粛降させて捌きたいときに配薬する(経方薬論p65)。そうなると汗や口渇のみでは枝葉末節過ぎて情報不足だし、当然これらの症状がなくても配薬することもあり得る。
石膏について経方弁以外の書籍で山田業広の思考を探りたい。
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