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【杖道】手の内の謎

杖道

杖道を続けるにあたり、元々武術であるという理由から、私なりのこだわりがある目標がある。

それは、相手から見えない打突、消える打突である。

横から見ると普通のスピードに見える。

まあ、速いけどさばけないほどの速さではない。

しかし、目の前にすると、瞬きすら許されない。

ガードしようとしても間に合わない。

事実そんな人たちと幾度も対峙した。

一方的過ぎて試合にならなかった。

杖道を長く続けるならば、そのような動きに到達することを目標にしたい。

勿論、特別に何かしようというわけではない。

教えて頂いたことが、消える打突に繋がるということに、手順を収斂していくということだ。

そういうわけで、現在のところテーマは「縦」の動きだ。

人は棒を打とうとするとバットみたいに横、というか斜めに打つ。

杖道は整理すると、ともかく縦に打とうとする。

で、実際鏡を見ると、杖を縦に使うと杖の長さがわかりにくい。

杖はいきなり現れて消えるというか、引っ込んで消える感じ。

そのためには相手との間合いや軌道を正確に定める必要がある。

いや、それは今はこだわろうとしても手探りだ。

今は打ち方だ。

打とうとすると、引落打も本手打も逆手打も共通する手の動きがある。

握るのではなくて、本手打ちのように人差し指にかかって落としているように見えるのだ。

ただ握って打ち下ろすと打ち手の方の腕の落とす動作のパワーが伝わりにくい。

なんて話を先週したら、うーん、違う。

杖も太刀も小指で引っかけるんだと、盛岡杖道会のK先生にご教授頂いた。

確かに上手くいくし、いかにものえいやっというタメもないな。

また一つ上達した。

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