先の日曜日、再び岩手県杖道会のS先生からご教授。
病院の業務が長引き、遅れての合流。この日は速く帰宅しなくてはならない日であった。しかしどうしてもはっきりしたくて、帰り際(それも早引)引落(順手)で一歩足を出して繰付の構えになる僅かな隙間についてどうしても解決したかった。
以前ご教授頂いたコツは非常に有用ではあったものの、足を一歩動かすと軸がずれてしまう。確かに足を置く位置としては間違いないのだが、この軸のずれは受け入れ難かった。
そこで、しっかりと再確認したくてS先生に声がけしたのだ。
すると、やや左足を後ろにするというより、むしろ後ろに左足を一歩引いて下がる。さらに驚いたことに杖を胸につけたままにすることで中心が保てるのだ。
何回かその場でやってみた。動かす足の距離は寄り少なめで、かつ動きが一調子になる。相手(太刀)が打ち込む瞬間を余裕をもって受けることが出来る。
杖道は軸を愚直に意識すると動きが変わってくるのだ。
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