そういえば杖道の稽古。
大凡一週間の療養中なーんもしなかった。
発熱、喉痛、咳嗽ひどかったもん。
だから稽古しなかった。
当たり前だって?
そう当たり前だ。それは武道だからだ。
実は武術はちょっと発想がちがう。
以前習っていた某武術はケガしたときこそ、風邪をひいたときこそ、稽古した。
発熱したときに、あるいは吐き気があるとき突き蹴りの稽古をしたものだった。
もちろんへろへろだった。
アホかだって?
大真面目であった。
なぜなら万全ではないときに闘いがないとは限らないからだ。
万全の時は近づかない連中もそんなときこそ「チャンス!」とばかり襲いかかってくるかも知れない。
だから手負いでも一定闘えるようにしろ、という戒めであった。
また普段とは違う状態での稽古は、捉え方が違って勉強になると。
今ではもう、武術は稽古していない。
いや、だからムリだって。
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