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杖道

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杖道の「居合術」化

居合術は猛烈にすごい武術だ。相手が居合使いなら、私には全く太刀打ちできない。居合術は最高に不利な条件下で勝利を得る技である。太刀はすでに抜刀して、切先を向けている。今にも切りそうだ。対して抜刀する側は座り、まだ太刀は鞘の中である。この絶望的...
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武道の抑止力〜杖道の場合

抑止力は相手が戦いを挑もうとしても、相手が強いと躊躇させることで発揮する。攻撃したら明らかに反撃されてお互いに傷がつく。なら仲良くすべきではないかというふうな関係が抑止力だ。抑止力がない状態とは何か。国家ならば平和憲法下で国土を奪われても何...
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杖を縦から打ち込む根拠

杖を縦に打ち込むようにしよう。これについて根拠も何もそれが型だから、と言ってしまえば元も子もない。しかし、元々杖の動きは太刀を参考にしている。太刀はだいたい縦から打ち下ろす。横(というか斜め)もあるいはある。杖道の太刀でも打つことがある。し...
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令和6年杖道初心者体験会in盛岡

令和6年10月14日盛岡市立武道館において市民総参加スポーツの集いの一環として、杖道初心者の会を開催した。こんなの誰が参加するものかなと正直思っていたが意外と参加者がいて驚いた。私もスタッフ側として参加した。意外と熱心に聴講する方たちがいて...
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乱合で杖をくるっと回すのは

乱合で杖を回わす型がある。これまでは型の手順を覚えるだけで疑問点をとらえることができなかった。しかし何度か稽古を繰り返すうち、少しずつ技の意味を探り始めている。このこともその1つである。杖をまわすとき、切り付けてくるのを杖をまわすことで太刀...
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【杖道】乱合の杖を回す手順に思う

乱合の後半で杖を回す形がある。そこでは太刀と交り合いの形で歩を進め、いきなりくるりと回す。前回の稽古では、なかなか型の意味までは理解しようとするには及ばなかった。手順を忘れまいとすることに集中していた。ビデオを見返し、技の手順だけでもと練習...
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色々な切り口の乱合

先日乱合を通しで習った。現在習得にはほど遠い、いや手順すらまだあやふやなところがある。杖道の型12本目の乱合は、手順が長い。それに11本目まででは出ていない、相対稽古(短い型)にもない不思議な型がいいくつかある。それらも確かに興味深い。ああ...
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もしも杖をつかまれたら

ドリフターズのコントで、「もしこんなOXがあったら」というシリーズがあった。例えば先日YouTubeで観た、奥さんに逃げられた旅館主人加藤茶とそんな場所に新婚旅行に来たいかりやとのコントは今、でも笑える。その他電気屋編、飲み屋編、うどん屋編...
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年に一度の節目の日に思うこと

いつの間にか歳を一つほど重ねた。自分の年齢は歳を重ねるほどわからなくなるというのはどうやら本当らしい。私の場合、誕生日前に病院の電子カルテを開く。そして私のカルテを開き、ああ、何歳になるんだな、と教えてもらう。病院にいる間はこれを続けるだろ...
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着杖の一手目に見る杖道、杖術の違いから

杖術では杖部分を狙って打つという。杖道では頭を狙う。一方西岡常夫氏のビデオを観ているとちょっと違った。杖術では太刀が頭を狙うと、杖が前に倒して前に出すだけで胸部を打てる。着杖は誘いの構えだという。勿論それが太刀側に分かるから浅い部分、と言う...