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健康増進

杖道

【杖道】引落打の進化

引落打(ひきおとしうち)。型の様々な局面で現れる重要な技だ。状況としては、太刀側が既に抜き放ち、切先をこちらの顔に向けている緊迫した場面。 対する杖側は、相手に真横になり、肩口を向け、杖を体側に斜めに隠すように構える。一見すると武器を持たな...
杖道

【杖道】繰付の妙から

杖道には「繰付(くりつけ)」というシブい技がある。相手が脳天を割り込もうと切りつけてくる太刀を、ひらりと避け、杖で捕らえ、そのまま体勢を崩して制圧する。まるで合気道のような体術的要素があり、私はこの技が結構気に入っている。「無手(素手)」に...
杖道

【杖道】四段で遭遇した「未知」と冷や汗

杖道四段に昇段し、早半年。 先日、私にとって衝撃的な出来事があった。初めての指摘を受けたのだ。場所は、杖道の制定形4本目「斜面(しゃめん)」。 この型は、相手(打太刀)の斬り下ろしに対し、右へ体捌きを行いながら杖を左こめかみに打ち込む技だ。...
杖道

【杖道】太刀の重さが教えてくれること

杖道の打太刀を、少しでもリアルに近づけたくて工夫している。他の人はともかく、私には、現状の杖道の打太刀の指導は足りないと感じている。以前、全く違う太刀を学んだ者としては、その癖を外すためにも、より具体的な技術習得の手順が必要なのだ。ここで一...
杖道

初模擬刀稽古はほろ苦いスタート

初めて、模擬刀を使って杖道の太刀の稽古をした。重い。ともかく重い。それでも型をきっちりと使用とする。すると柄を持つ手が、柄の目抜きの形が、手のひらに食い込んで痛む。杖道の12型が終わった頃には、もう息切れしていた。なさけない。ほろ苦い、模擬...
杖道

限られた時間で「究極」へ:本質を追求するということ

先日、杖道の稽古で初めて拝顔する方が稽古に来られた。私よりも高段者である。しかし、どうも型がおぼつかないようであった。所々間違え、不自然な間が生じている。それどころか、間合いも曖昧であった。おそらく久しぶりの稽古なのだろうと思い、ゆっくりと...
杖道

【杖道】太刀もやはり難しい

先日から読み始めている、古流へのいざないとしての 杖道打太刀入門』(松井健二著、体育とスポーツ出版社)を実際に当てはめて良いかどうかを、K先生に見てもらう。合う、合わない、正しい、正しくないそれぞれ言い分がある。ものが挟まった言い方だが、本...
杖道

【杖道】太刀の本を読み始めて

常々、私はこう考える。杖道は、これまでに習ってきた他の武術、特にこれまでの人生後半に学ぶ武術と異なり、内部感覚が希薄である。どうも表面で動いている感じがして、内部感覚を養う拠り所がないのだ。これは私の無精、能力の低さが原因である。昨日、都合...
杖道

太刀が散々

今日は週に一度の稽古。今週の自主練の成果を見ろ!なんちゃって。ふと、K先生に、太刀がピュッと鳴るようになったと自慢こいていた。K先生はそれはすごいとおっしゃってくれた。それを聞いていたM先生が「いや手に力入りすぎ」という。うーん分からん。そ...
筋トレ

続・アブローラー戦記 〜あるいは、笑うと死ぬ〜

アブローラー。コイツを毎日やるべきか、否か。これは、現代に生きる我々にとって永遠の課題である。YouTubeの海を回遊すれば、そこには「毎日やれ」と説く猛者と、「普通の筋トレのように休め」と諭す賢者がいる。どちらも正しい。なぜなら、彼らの腹...