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健康増進

杖道

初模擬刀稽古はほろ苦いスタート

初めて、模擬刀を使って杖道の太刀の稽古をした。重い。ともかく重い。それでも型をきっちりと使用とする。すると柄を持つ手が、柄の目抜きの形が、手のひらに食い込んで痛む。杖道の12型が終わった頃には、もう息切れしていた。なさけない。ほろ苦い、模擬...
杖道

限られた時間で「究極」へ:本質を追求するということ

先日、杖道の稽古で初めて拝顔する方が稽古に来られた。私よりも高段者である。しかし、どうも型がおぼつかないようであった。所々間違え、不自然な間が生じている。それどころか、間合いも曖昧であった。おそらく久しぶりの稽古なのだろうと思い、ゆっくりと...
杖道

【杖道】太刀もやはり難しい

先日から読み始めている、古流へのいざないとしての 杖道打太刀入門』(松井健二著、体育とスポーツ出版社)を実際に当てはめて良いかどうかを、K先生に見てもらう。合う、合わない、正しい、正しくないそれぞれ言い分がある。ものが挟まった言い方だが、本...
杖道

【杖道】太刀の本を読み始めて

常々、私はこう考える。杖道は、これまでに習ってきた他の武術、特にこれまでの人生後半に学ぶ武術と異なり、内部感覚が希薄である。どうも表面で動いている感じがして、内部感覚を養う拠り所がないのだ。これは私の無精、能力の低さが原因である。昨日、都合...
杖道

太刀が散々

今日は週に一度の稽古。今週の自主練の成果を見ろ!なんちゃって。ふと、K先生に、太刀がピュッと鳴るようになったと自慢こいていた。K先生はそれはすごいとおっしゃってくれた。それを聞いていたM先生が「いや手に力入りすぎ」という。うーん分からん。そ...
筋トレ

続・アブローラー戦記 〜あるいは、笑うと死ぬ〜

アブローラー。コイツを毎日やるべきか、否か。これは、現代に生きる我々にとって永遠の課題である。YouTubeの海を回遊すれば、そこには「毎日やれ」と説く猛者と、「普通の筋トレのように休め」と諭す賢者がいる。どちらも正しい。なぜなら、彼らの腹...
杖道

杖道の型に見る絶望

武道や武術の目的とは何だろうか。私は、相手に気配を漏らさず「見えない攻撃」を繰り出し、防御しても防ぎきれない攻撃を可能にすることだと考える。少なくとも、それが私の目指すところである。これが実戦的かどうかは、ここでは問題としない。まず、例とし...
杖道

初心者指導に乗じて相対を学ぼう

私は杖道稽古の「遅刻魔」だ。いや、「魔」などという生易しいものではない。「王」と呼ぶべきである。どれほど王かというと、遅刻率100%だ。皆勤賞ならぬ「皆遅刻賞」である。もちろん、私とて社会人だ。一部の先生には「日曜午前勤務」という、やむにや...
杖道

太刀の振る音を道しるべに

杖道には、少々不思議な思想がある。「杖」道と名が付いているにもかかわらず、相手にするのは「太刀」である。そして、その関係性も興味深い。型の上では、太刀は杖の者より上位、つまり力量が上という設定だ。上位の太刀が、下位の杖修行者の力量を引き出し...
杖道

【杖道】私が指導を躊躇して学んだこと

杖道四段の私が、ある日、六段の先生から新人に指導するよう言われたときの話だ。その依頼は、稽古の途中で急に訪れた。型を打ち込んでいる最中、指導にあたっていた六段の先生が、ふと私の方に視線を向け、静かに、しかし皆に聞こえる声で「〇〇(私の名前)...