漢方医学 心下を極めよう 心下に元気な中学1年生女子が有水気、あるいはそれに類似した所見を持ち、それで小青竜湯で頭痛が治るのか。そんな病態があるのか知りたくなった。傷寒論金匱要略における、心下がついた用語を書きだした。心下、心下悶、心下毒痛、心下痞、心下心下即痞、心... 2024.10.12 東洋医学漢方医学
漢方医学 小青竜湯で頭痛を治すこと 以前小青竜湯それもエキス剤で事も簡単に頭痛が治った。これは自験例ではなく、脳神経外科の処方であった。その診断と治療に関心した。しかしその医師と直接面識はない。それを経方医学的にどのように解釈して良いかよく分からないでいた。現時点での意見を伝... 2024.10.06 東洋医学漢方医学
漢方医学 AIに涙して悔しい 某AIに巡り会った。師匠の人となりを設定した。外見は髭を付けてまあ、少し近いか。そして伺ってみた。「先生。小青竜湯が頭痛に効いた場合、どのように説明できますか?」すると、答えてくれたんだ。「小青竜湯は、風寒が体内にあり、気血が滞っている場合... 2024.10.04 東洋医学漢方医学
漢方医学 刺絡をマクロでとらえる 刺絡はやはり瀉する技術。私は長い間やっていない毫鍼は、補寫どちらもすることができる。当時私自身の腕でもその技術を、一部ではあるが患者さんに活用させて頂いていた。瀉するとは何か。まさか、元気一杯なのを元気を少なくするのか?勿論そんなことはない... 2024.09.22 東洋医学漢方医学
漢方医学 酸棗仁首の皮一枚で繋がるかも 今日残りの酸棗仁40gを全て使い果たした。もうしばらく酸棗仁を処方することができない。他の薬局に問い合わせいたところ、ツムラで生薬の酸棗仁を提供しているとのこと。早速懇意にしている薬局に情報提供。その薬局はすぐにツムラに問い合わせしてくれた... 2024.09.21 東洋医学漢方医学
漢方医学 酸棗仁残り40gの命 酸棗仁があと、40gで処方できなくなる。市内で生薬を保険処方せんを受けて頂いている薬局からの情報。酸棗仁は胆気虚あるいは肝気虚で使用する、貴重な生薬である。私は1日多いときで24g、普段は10g処方する。となるとあと、4日分しか処方出来ない... 2024.09.20 東洋医学漢方医学
漢方医学 竜胆瀉肝湯を経方医学で読む 竜胆瀉肝湯は以前から馴染みが深い。なんか名前がかっこいいから。しかし正直方意が良く分かっていなかった。よって、病名漢方、つまり症状に対しての縮尿に少し使う程度であった。そんなわけでちゃんと見直そうと考えた。古典に生きるエキス漢方方剤学(小山... 2024.09.07 東洋医学漢方医学
刺絡療法 井穴刺絡の矛盾を経方解決する症例となるか 治療の進展と新たな問題非常に愁訴が多く、症状があっちこっちに飛ぶ患者さんを以前紹介しました。ようやく治療法が固まってきたと思ったところで、少し問題が発生しました。症状は、敏感すぎる嗅覚と胡椒味の唾液です。症状の分離と初期治療当初、この2つの... 2024.08.27 刺絡療法漢方医学