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刺絡療法

刺絡療法

一般外来での動悸症状は交感神経亢進だろうな

焦燥感というと一括りにされると分かりにくい。不安で焦燥感があるのとイライラしたりあるいは慌てていたりして焦燥感がある場合では原因が異なっている。漢方ではそれぞれ異なった処方になる。しかし、刺絡ではどうか。刺絡では結局交感神経亢進という扱いに...
刺絡療法

刺絡の漢方併用の1つの切り口

これまで刺絡は漢方のどの治療部分に当たるのだろう、どこと併用するといいのだろうといつも考えていた。また、ピースが1つ埋まったという話。今日漢方内科に受診された患者さん。整形外科医に対して筋肉が過緊張でいつも張っていると説明されたという。ああ...
刺絡療法

刺絡の地味な波及

現在の病院に勤務し始めた頃、一度刺絡治療した看護師さん。それ以来刺絡に興味を持ち、自己採血キット購入。その後たまに症状を私に訴え、指のどこを刺したらいいか聞きに来る。頭痛吐き気倦怠感と色々だ。刺絡で症状が則消える。先日その看護師さんとたまた...
刺絡療法

久しぶりの四十肩治療に思う

60歳代四十肩。だいたい、数ヶ月で急に治るものだ。しかしこの方もっと長期に整形外科(当院以外)に通院しているという。また聞きで恐縮だが、麻酔をかけて一気に治す方法もあるそうだが詳細は不明だし私には出来ない。とにもかくにも痛み止めが効かない痛...
刺絡療法

鎮痛を伝統医学で探求する

中医臨床のバックナンバー2024年9月号を読んでいたら面白い記事にひかれた。「五行理論の整形外科疾患(小阪医院 曺 桂植)」である(中医臨床2024年9月号p58-)である。以下はあくまで私が知識として活用するための、私なりの解釈である。著...
刺絡療法

採血して先端恐怖症であったことを思い出した

今日、年に一度の検診の採血をした。久しぶりにゾクゾクした。私は尖ったものがとても怖い。それを思い出したからだ。先端恐怖症とは何か。たとえば鉛筆が立っていると思わず倒したくなる。目に刺さるイメージが拭えないのだ。そんな私がどうやって鍼灸を身に...
刺絡療法

【刺絡】落下して打撲して

以前の続き。70歳代男性。倦怠感が愁訴であったが実際は腰痛が最もひどい。そこで、前回腰痛の治療をしたところ効果があった。落下した後の打撲した右肩が動かないという。確かに疼痛のため可動域が狭いようだ。座らせ、右肩を動かし痛みの領域を確かめた。...
刺絡療法

【刺絡】足の指が痛む

70歳代女性。進行性核上麻痺の既往がある。右第二趾が立位で痛む。臥位では痛まない。指はチアノ−ゼではないが、部分的に血色が悪い。東洋医学的には瘀血というものか。厲兌と対側の二カ所を刺絡した。少し多目に60滴しぼった。明日もう一度症状を聞こう...
刺絡療法

【刺絡】70歳代男性倦怠感

70歳代男性。刺絡希望で受診。高所から転落した既往がある。療養中で倦怠感がある。しかし難聴で訴えがよく分からない。以前刺絡をしたことがあるご家族の紹介。倦怠感が強いという主訴であった。しかし、じっくりと話を聞いてみるとどうやら転落したときの...
バレットジャーナル

密林から空気が届いた。

私はナッツが好きだ。好きと言うより、ダイエットで使うので自然とこだわりを持つことになった。今回注文回数9回目という、私好みのナッツを注文。ブラックフライデーということもあり、ビッグウェイブの端っこに乗った気になっていた。そして、届いたのがこ...