iPhone版Obsidianを、ついに、塩漬けにする(愛すべき古巣への里帰りと、モバイルの断捨離)
最近、私は「意識高い系デジタル終活」とでも言うべき壮大なプロジェクトを敢行しています。
それは、古巣のCosense(コセンセー、今までありがとう!)から、「はい、出戻りました!」とばかりに、愛すべき「古巣」Obsidian(黒曜石!中二病ゴコロをくすぐる名前!)へと、私の全データと発想の「魂」を「里帰り」させること。一度離れても、結局ここに戻ってくる運命だったようです。
特に、あの「デジタル遺産」ことEvernoteのデータを、コミュニティプラグイン(神様仏様!)のImporterを使ってObsidianにインポートしてからは、もう使用頻度がうなぎ登り。まるで、推しアイドルの新曲が出るたびにモチベーションが爆上がりするオタクのようです。
ギガの亡霊に取り憑かれた男の悲劇
さて、このEvernoteからのデータ移行。軽く見積もっても30GBくらいにはなっちゃうんです。ええ、もちろん、その大半は「いつか読む」と心に誓って死蔵しているデータ、すなわち「ギガの亡霊」ですが、インポートはインポート!数字は正直です!
こうなると、iPhoneユーザーの聖域たるiCloud(基本プラン)は、あっという間に「満員御礼、キャパオーバーでございます!」。
そこで、私の現在の「上級国民ステータス」(注:Google Drive 2TB契約者)を駆使し、そこをVault(データを保存する書庫。かっこいい響き!)にすることにしました。
恐怖のくるくる輪っか
しかし、ここで立ちはだかったのが、「iPhone版Obsidianとのシンクロの壁」。
- 高額なObsidian公式シンクロ: 上限が10GB。いや、私のデータは30GBですけど? 残りの20GBはどこに行けと? 「あぶれデータ」の悲哀。だから最初から適応外。
- 救世主プラグイン: そこで見つけたのが、Obsidian界のボランティア精神が結晶化したGoogleDriveSyncプラグイン。これだ! と意気揚々と導入。
結果? 導入直後の状況がこちらです。
- iPhone版: データが空。スカスカ。あれ?何故?
- Mac版: 「シンクロしてやるぜ!」と意気込み、画面の隅でくるくる輪っかが永遠に回転している。
😱「危ない!データ消去される~~(かも)!!」😱
情弱(情報弱者)の私は、iPhone側の、データが空の状態がシンクロしてしまいMacの30GB以上保持していたデータを消去してしまうかも、と、恐怖でおののき、本能的にフォルダごとデータをコピーして移して、アプリを強制終了させました。
シンクロが遅い!じらされる恋人のように
「ん〜。待てよ。今までiPhone版Obsidianなんか使ったかな?」
冷静になってみれば、私のiPhone版Obsidianは、「とりあえずインストールしといたアプリ」リストの最下層で眠っていただけ。使っていない。なぜか?
だって、iCloudにVaultがあると、シンクロはしてくれる。でもね、すっごくシンクロが遅いんです!
- ⚡️アイデアを閃いた瞬間: 「さっと書き込もう!」
- 📱Obsidian: 「待て待て、まだシンクロ中だ。じらすのが趣味なんだ。」
- 🔍過去のデータを見たい瞬間: 「さっと参照!」
- 📱Obsidian: 「待て待て、まだシンクロ中だ。見せびらかすのはまだ早い。」
そう、Obsidianは私のアイデアや情報に対し、まるで恋人のようにじらしてくるのです。これでは機動性がゼロ!
結論: Macに集中!iPhone版アプリは塩漬け!
もちろん、Obsidianを愛する多くの先達の方々が、このボランティア精神が生んだGoogleDriveSyncを使いこなし、iPhone/iPadでバリバリ活躍させているのも事実です。彼らはシンクロの魔術師です。
でも、少なくとも、この「30GBの亡霊に取り憑かれた情弱の私」にとって、高額公式シンクロも、くるくる輪っかのGoogleDriveSyncも、そして何より「じらしの天才」iCloudシンクロも、全てオーバースペック。
結論:
「iPhone版Obsidian? ああ、今はもういいや。Google Drive上のVaultにアクセスできるMac版こそが、私の母艦だ!」
Google Drive上のMac版Obsidianに全てを集中させ、必要な時だけそこで使う。これが今の私の最適解であり、デジタル終活の新たな境地です。iPhone版は…しばらく「塩漬け」ということで。


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